2008年05月05日

共存

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ゴールデンもあと残すこと1日となりましたね 
3日も休むとなんか 気が狂いそうですね  落ち着かないと言うか落ち着きがなくなるというか?  早く仕事したいですね。 
休みのおかげでまたイロイロ アイデアが浮かんできたので、これつくるのが今の楽しみ。
ゴールデンに入る前に少し遠いとこでしたが、ある製材所にまねかれた。
ここでは主に杉材を少し大きく製材しておき、一年以上天日による自然乾燥をさせていた これを注文の寸法に挽き直す。
杉材はいままでこのような乾燥をさせているところは聞いたことがありませんでした
あっても人口乾燥を半分かけての出荷が多かった
あくまで杉材は自然乾燥がいい人口乾燥が入ると あずき色でぼそぼそになってしまうからだ。 まだ半生のほうがいい・・・・・・
写真の木の小口に張ってあるのが製材した日にち、常時10件ほどの材料があるそうだ。
我々も乾燥材にこだわる為、材料のストックはある ですがこのような構造材的な大きな材料は保管場所等の問題がついてまわる また乾燥状態により使えなくなる物もあり我々もそれなりのリスクがつき物 このような取り組みは歓迎されることだ。
社長さんもいつ出るか分からないものをこうしておくのは辛いしリスクのことは
話していましたね。 よくやりますね?
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ひとつの工務店がすべての物を持とうとすると 個人では限界がありますが、もちや
もちやでそれぞれのいいとこをいかして共存していけばいい
このようなことわかっているようで、個人でがんばってきた所ありましたね
このような取り組みをしていてもらえれば、修行して独り立ちした時 材料もない若い大工がこのような所に出会えば、仕事を求め下請けの大工にまわることなく大工らしい知識と特色を生かした提案ができると思います。
製材所ももっと材木屋に気を使っていないで前に出て行くべきだと思っていましたが
ここでは若手社長(この方がまた映画ゴットファーザーに出てきそうな感じでした)達が先頭にたち特色ある製材所に変わろうとしていました。
写真のような50センチ級の梁材もたくさんストックしていましたよ。
このような取り組みのおかげで私も少し楽!!できるかなと思いましたね。
がんばろう製材所 !! がんばろう大工!!


 

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小笠原紀和 大工暦18年

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