2007年04月22日

上棟式

IMG_2058_2.JPG4月15日富士市にて上棟式を行いました 最近では珍しい投げ餅もおこなわれ盛大に行われました なんと用意された餅は180キロ!!その他の品も合わせて200キロ以上になりました おや餅も3個まきましたが3個とも取り合いの大バトルに発展!!一個目は50センチ下に二人で落下しての取り合い 二個目は庭石にぶつかる寸前!!三個目は足場にぶつかる寸前!!上で見ているとケガをしないかヒヤヒヤしました ちなみにそのようすはたまたま施主様の親戚の家に取材に来ていたTBSテレビが投げ餅の話を聞き珍しいから是非撮影したいとバッチリ撮影して帰りました 5月末に放送されるようです  今回の建物は64坪の大きなお宅、外壁もすべて乾式タイル貼り 内装壁も珪藻土の塗り壁、天井板もすべて杉の赤味の板と非常に時間のかかるお宅ですが大工らしい木を生かした家に仕上げるつもりです 施工中いつでもご覧いただけるので気になる方はお気軽にメールで問い合わせてみてはどうでしょうか?

2007年04月07日

ひのき梁天井

IMG_2022.JPG                                今日はひのき梁の加工をしました、昔は和室のサシ鴨居などに使われたこの材料ですがすこし使い方を変えて化粧天井の梁に使いました、作業はなかなか大変1本1本直角を出し、厚み、巾、を決めてから材料に墨付け、材料がまじあう仕口を材料より2ミリ位小さく加工、次にカンナで仮に仕上げてようやく写真の仕込み作業(ここまで約2日)になります、建前の時にスキマなく完璧に組めるようにカンナで調節しながらかために仮に仕込みました、そしてカンナで最後の仕上げ、面取り、養生、と続きます 大変な作業でしたがこういった組み物は建前時ピシャリと入った時のなんともいえない達成感がたまりません さらに内装作業に入り養生をはずしたときのなんともいえない仕上がり!!今までに青森ヒバ、ひのき、天竜杉など5件に梁天井を組んできましたが皆お客様の自慢の部屋になっているようです 今回の天井は梁の間に青森ヒバを格子に組み天井板は秋田杉の赤柾板を張る予定、今までとは少し変えてみようといろいろ考え中ですので8月中にはおみせできると思いますのでまたのぞいてください

2007年04月06日

IMG_2012.JPG先日購入した栃木産の日光杉の大黒柱が2本運ばれてきました これだけ大きな日光杉は正直初めて見ました 大きさは国内産木材としては最大級の1尺3寸角(40㎝)と1尺角(30㎝)よくみるサイズは大きくても6寸から8寸(24cm)といえば大きさがわかるでしょうか?写真で柱の上に置いてある角材が一般住宅の3寸5分の柱です 計算では3寸5分の柱がこの1本から約16本も取れます
普通1尺2寸(36cm)を超える柱は大人でもかくれんぼができてしまうほど太い
運搬も一苦労!大人4人で押しても引いてもピクリとも動かないので、トラッククレーンで特製の台車におろし作業場に搬入したのですが今度は人力!作業台に乗せるのに悪戦苦闘!!しかも1週間前にぎっくり腰が出たばかり みんなで柱の下に滑りやすい板を敷き何とかスライド、バランスが崩れたら間違いなく・・・・・・・ハラハラしました、さてこの柱どんなお宅に使用されるのでしょうか?今のところ太いほうが平屋の和風住宅の玄関先にという案が・・・・完成写真はまたお知らせします 圧倒的迫力と存在感まちがいなしです。次回は天井に使用するひのき梁の仕込み作業をお知らせします

プロフィール

小笠原紀和 大工暦18年

小笠原紀和

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