2008年05月13日

神ノ木で造る

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先日玄関ポーチに納める腰板を制作しました。
材料は東北青森の青森ひば、以前も書きましたが私が1番好きな木ですね。
この青森ひば 地元周辺では神の木と言われているようです。
なかなか市場に出てこない貴重な材料なのですが調べた所 意外な事実が!!
実は青森ひばが植えられている山はほとんどが国有林だとか!!
さらに青森ひばのある山の面積はなんと 秋田杉の山のなんと7倍もあるのだとか
なんだ あるじゃん!!といいたいところですが、ひばは、杉やひのきと同じ大きさになるまでにかかる時間はなんと2倍と長い
こんなこともあり乱獲すれば山を元に戻すのに百年単位の年月が必要、なので国が計画的に管理しているそうです だから世にでてくる数が少ないのですね
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青森のひばはとても黄色い木なのですが、アメリカのひばと比べると色は金色
に近いですね 何よりその香りの強さがすごいことすごいこと!!
作業しているまわりはもうプンプンのいい香り 比較的香りの強い木曽ヒノキでさえこんなに香りは出ないです。
青森ひばの中に入れておくとこの臭いでシロアリが死んでしまうのも分かるような気がします。
調節のためカンナをかけるとその瞬間からぷ~~んと鼻を突く香り
しかしすべてのひばがこんなに香るのではない 木の外側の部分 シラタの部分は
青森ひばでも香らない木の芯に近い赤味の部分 (ひばは黄色いから黄味か?)が
強烈に放つ!! 今回の材は実は建具に使える超一級品 よーくみると黄色さが
違う トロですねトロ ひばによくあるハブシなど一切ない 
でも固定資産税の評価がこわーーいです・・・・・・・・・上っ!!です。
今回は腰壁の境に丸い鷹タルキを入れひと手間かけてみました どうでしょうか?
明日からは作業場にて室内の窓枠や和室の材料の加工に入ります。
現場に行くのは10日以上先になりそう 次回は板金屋の鈴木さんのお話です
お楽しみに!!

2008年05月11日

いい味でてきました

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ゴールデンも終わりやっと仕事ができました。初日はやはり体が重いですね。
さて平屋の家の玄関まわりも順調に進んでおります、以前お知らせした丸桁と丸い
北山台杉(鷹たるき)を使った玄関の庇も完成しました。
これつくるのに苦労するのは丸い材に丸い材をつけ高さをあわせていくとお伝えしましたがこれはただの技術的なこと、実はもっと難しいことがあります。
それは庇全体そのものの高さの位置だ!! 
どこに桁をもっていくか、庇の流れ(斜めの距離)の下場も計算に入れ決める これが高すぎると開放感はあるが和風の味としてはしっくりこない
低すぎても玄関サッシの上場とのからみや圧迫感が発生する 
高すぎるより少し低いくらいが1番いいと思います。ここで注意するのが身長だ
大工は自分の目線で決めていることが多いがこのような所は住まい手の身長も考えている 今回は靴の下に材料を置いて高さ調節、もちろん最後になるタイルなどの仕上げ材の分も考慮しております。職人は先の工程を読まないと後ではまる・・・・
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最後に丸窓サッシも高さバランスを考え取り付け  う~~ん!!いい味いい高さ
自分では最高にいい感じと思ってます。 反対から見るとこんな感じ
まるで和風水族館 目線から見える屋根のバランス 丸窓もいいですね
完成時は丸窓に建具がはいります 障子の和紙を通しでる明かりが玄関を照らす
反対側には和風のベンチを置きます この上にさりげなくあんどんなんか置いておいて夏の夕方一杯なんて 最高ですね。 
建具屋の後藤さんあんどん下さい 無理か・・・・圧かけときますよ(笑い)
次回は玄関に納める腰板制作のようす 
東北地方では神の木と呼ばれる アノ木を使ったお話です。

2008年05月05日

共存

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ゴールデンもあと残すこと1日となりましたね 
3日も休むとなんか 気が狂いそうですね  落ち着かないと言うか落ち着きがなくなるというか?  早く仕事したいですね。 
休みのおかげでまたイロイロ アイデアが浮かんできたので、これつくるのが今の楽しみ。
ゴールデンに入る前に少し遠いとこでしたが、ある製材所にまねかれた。
ここでは主に杉材を少し大きく製材しておき、一年以上天日による自然乾燥をさせていた これを注文の寸法に挽き直す。
杉材はいままでこのような乾燥をさせているところは聞いたことがありませんでした
あっても人口乾燥を半分かけての出荷が多かった
あくまで杉材は自然乾燥がいい人口乾燥が入ると あずき色でぼそぼそになってしまうからだ。 まだ半生のほうがいい・・・・・・
写真の木の小口に張ってあるのが製材した日にち、常時10件ほどの材料があるそうだ。
我々も乾燥材にこだわる為、材料のストックはある ですがこのような構造材的な大きな材料は保管場所等の問題がついてまわる また乾燥状態により使えなくなる物もあり我々もそれなりのリスクがつき物 このような取り組みは歓迎されることだ。
社長さんもいつ出るか分からないものをこうしておくのは辛いしリスクのことは
話していましたね。 よくやりますね?
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ひとつの工務店がすべての物を持とうとすると 個人では限界がありますが、もちや
もちやでそれぞれのいいとこをいかして共存していけばいい
このようなことわかっているようで、個人でがんばってきた所ありましたね
このような取り組みをしていてもらえれば、修行して独り立ちした時 材料もない若い大工がこのような所に出会えば、仕事を求め下請けの大工にまわることなく大工らしい知識と特色を生かした提案ができると思います。
製材所ももっと材木屋に気を使っていないで前に出て行くべきだと思っていましたが
ここでは若手社長(この方がまた映画ゴットファーザーに出てきそうな感じでした)達が先頭にたち特色ある製材所に変わろうとしていました。
写真のような50センチ級の梁材もたくさんストックしていましたよ。
このような取り組みのおかげで私も少し楽!!できるかなと思いましたね。
がんばろう製材所 !! がんばろう大工!!


 

2008年05月04日

ゴールデン ゴールデン

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私は3年ぶりのゴールデン!!みなさんどうお過ごしでしょうか?
昨日は芝川町稲子に4家族でバーベキューに出かけ川で10数年ぶりに沢さわがに取りをしました。 まだこんなにいるのかなと思うくらいとりました。
張り切りすぎて手がすべり尻ごと川にポチャリ!! 水はまだ冷たいですね?
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普段とは違う時間をすごしていると、なんとものんびりとしていいものですね?
職人はなかなか連休がないので こんな日も月に一度はつくらないと 次の世代がついてこないかも知れませんね?
こんな大きな連休にはやはり日本人ならのどかな所に和の家を建てのんびりとしていたいですね? 杉材なんかいい味出してくれて 最高 こんな暮らししたいですね
現場と照らし合わせそう思いましたね。
さて明日からは連休後半 でも恒例のトラック洗車が待っている 今日はケットラを洗いましたピカピカですよ 早起きして終わらせないと!!


2008年05月03日

期間限定公開

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和風平屋の家も外回り工事が1ヶ月が経過し9割ほど完成してきました。
大屋根だけ完成した上棟時に比べ、
庇や下屋根が完成してしてくると和の あじ!!が出てきますね。
外回りに負けない あじを出す内装工事が楽しみですね。 
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現在は玄関の下屋根を制作しています。 丸い桁材に丸の鷹タルキを入れて制作しています。 丸い材に丸い物を斜めに入れて高さ巾を合わせていくのは少し大変ですが、そんなに大きくはないので余分に1日もかければできてしまいます。
完成は休みに入ったのでゴールデン明けですが・・・
そんな平屋の家、長ーーい休みを利用してみに来ませんか?
4日~6日までご連絡いただければ 時間調節後 ご案内します お気軽に!!

2008年04月30日

鷹タルキの仕入れ

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昨日名古屋の少し上までお友達の所に仕入れに行ってきました。
何でも今月が決算だそうで 大変安く仕入れさせていただきました。
お友達価格はステキですね?
仕入れのひとつが写真の鷹タルキといって、磨き丸太ですね。
長さが4m 1番細いものを買いました なるべく上と下とで太さが変わらないものを
選びました。
4mでこの細さと節が出ないですらっとまっすぐって考えたらすごいことです。
細ければ細いほど木には節があります  これはある意味奇跡の木でもあります
が鷹タルキは実は節が出ないようまっすぐに伸びるようにに栽培しています。
ではどのようにするのか?
まず木が伸びてきたら先端を切ってしまいます。 こうすると木は上に伸びていけません そこで木は横に枝をだし上に伸びて行きます。
1本で3,4本出てきて伸びて行きます。 見た目は実に変なかっこう
つまり鷹タルキは木の枝です。
関西京都?(だったと思う)の方に北山というとこがありますがここで作っています
富士市でもみられます 岳陽中学校東側の信号機 スタンドの所を南に100m位下がった所左側にまとまって植えてありました 近くを通過の際は見てみてください
この辺では和風住宅の庭木に使われていますので たぶんどこかの植木屋さんのものだと思います。
でっ!!どこに使うのか?一般の住宅にはマズ使いません と言うか使いきれないほど高価なので・・・・・店についていたプライス な な な なんと1本9000円!!
8帖の和室に使うとなると竿だけで7本使うとして63000円!!
なので雑誌などのこれは!!と目につく和の住宅によーくみるとつかわれているくらい ちなみに角材の竿なら1本2~3000円もあれば1本買えます。
こんな高価だとさすがに並んでいても通過するくらい、見もしませんが・・・・
そこはお友達、ここまでこさせておいて 高いとパンチ!!ですが 話の分かるお友達がお安く分けてくれました。 さすがに角材の竿ほどとはいきませんが 何とか我慢できるくらいでしょうか?
さらに使うには施工が難しく 技術もいる3倍の手間がかかるとダブルパンチにキックが入りますが喜んでいただける為なら青森でも秋田でも行きますよ。
その代わり良くなって全体で1週間くらい工期が延びてもいいではありませんか? 2~3日急いで建ててどうする? 住むのは数十年では? 金額も追加なんてないですよ 趣味でやってますから(笑い)
さんざん安くしてもらいながら、帰りに社長のはからいでうなぎのひつまぶしを地元の有名店でご馳走になり 満腹の中の帰宅となりました。 ご馳走様でした。
うなぎの分 赤字なんていわないで下さいね?


2008年04月28日

鬼もいろいろ

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平屋の家も瓦工事もいよいよ大詰めとなりました。
みなさんは鬼瓦にはいろいろあるのをご存知ですか? 種類は数え切れないほど
一冊の本になっているほど種類が多い 
入母屋などこってりなお宅にはサザエさんの頭のような影盛が多い
普通のお宅にはシンプルなカエズが多い このカエズ種類が多い
今回のように数寄屋風の和の建物には今回使用した京カエズがよく似合います。
さりげない屋根瓦にしたかったこともあり いい仕上がりになりそうです
和風希望の方 今度はこんな鬼瓦に注目して見てください こってり系の屋根形状とすっきり系ではまったく違う形の鬼がついていると思いますよ。
さて明日は急遽 木の産地から電話がありいいものが出たからこいとのこと!!
聞けば私の切らしているものであり これが使えればすばらしい和室になること間違いなし!! でもこれ仕込みに手間が3倍はかかりますが・・・・・
見積もり内で買えれば手間代など関係ない 喜んでいただくにはこのくらいは・・・
仕入れに片道3時間と高速代!!と燃費!!・・・・ですが行動あるのみ!!
そのぶん 値切ってきますよ(笑い)
それでは またあした


2008年04月27日

サッシ建具はいる

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平屋の家にサッシのガラス部分が納入されました。
今回はすべての窓が樹脂サッシということもあり、ひとつひとつがとても重いです
樹脂サッシは室内側の色が数種類の中から選べるので 今回は和の部分と洋の
部分色分けしてみました。
断熱目的のサッシですがインテリアとして部分的に使用するのもよいかと思います

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玄関も木製かアルミサッシか迷いましたが 高気密高断熱が優先と言うことで断熱使用の玄関サッシになりました。
こんな4枚戸でも2人がかり 
運んできた夢トーヨーの2人 親子でテンポよく?入れて行きました。
今週中に外回りがひとだんらくして、3年ぶりのゴールデンウィークに入る予定
職人は連休が盆 正月 ゴールデンくらいしか、いまだにないので楽しみ。
でもどこも混んでいるので、計画なし・・・・
でも6月に協力業者と行く山梨、長野さくらんぼツアーがあるので いまはそれが楽しみかな?小さな子供も多いので 大変ですが みなさんでがんばります。


庇つけはじまる

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今日は午前中に事務仕事を終え のんびりとした日曜日でした。
平屋の家は窓の上につける 庇(きりよけ)の作業がはじまりました。
すっきりがテーマということもあり 角度と桁の位置に気をつかい 組み上げました
庇つくりは桁の位置と庇の流れの長さにより きりよけの表情がかわってきます
最後に玄関の屋根をつくるつもりですが 材料をキリヨケとは変えてつくってみようかと思っています。

2008年04月21日

髪一重?

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今日は前回書いた 造作工事の集中力について説明します
写真の木にかいてあるしるし (以下墨)これをのこぎりで切ります
この墨 私の髪の毛より細い線です。 
これを書くのにはエンピツはUNIの2HまたはHしか使いません あとはやわらかくて
使い物になりません 
これを緩やかにけずり 先をとがらせる こうすれば髪の毛1本より細い線がかける
たまにポケットにいれたエンピツを忘れ、座ると刺さり痛い かなり・・・
ひと現場エンピツ1ダースくらい使います 
エンピツは常にとがらせておきます。
なくなるのが早いのでエンピツの仕入れは欠かさない  伝法のカイン○ホームが
1番安いので寄ったときは、あるだけ全部買ってきます。
2HとHだけがないときは私の後だと思ってください ゴメンナサイ

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なぜ集中力か? 写真の3本線にのこぎりを入れてみた よーくみてみてほしい
左が線の左 真ん中は線の真ん中 右が線の右をのこぎりで挽いてある
右と左の線との差は髪の毛1本ちょい 
造作工事になると私はこのくらいシビアに長さや硬さ ゆるさと調節している
これがダラダラ切るとすぐ髪の毛3本くらいずれ まがる
だから集中して切る 切っている最中は視界に入られるとどうも気が散る。
線をみている視点の向こうで 動きがあるとどうも 集中できませんね。
ゴルフのショットの時静まるのと同じ 
造作用鋸はみなさんが手にしたことがないと思いますが すごく繊細なもの
薄く ひょろひょろ Uの字に曲げても折れませんが 切っている最中に余分な力やずれがあると、一発でパリンと割れてしまう かわったのこぎり 
素人なら小さな木一本すら切ることなく、のこぎりを割ってしまうでしょう。
なれと経験がいる
同じ造作用鋸でも製作者によってうまくきれなかったり合わなかったりする。
だからいろいろ試してやっと自分に合う鋸を見つけました。
シビアに納めた造作仕事は 大変ですが見学会などで造作工事の急所をみて回る通の方にあんたんとこはビシッとしてるね なんていわれると うれしいですね
でもあまりビシッとしていると 全体につまらなく見える方もいるよう 
良すぎて悪いなんて言葉もある 少しすき間があって(笑い)黒い色が入っていたほうが色とりどりで眼に刺激があっていいのかな?とも思うときがありますね。
さて明日からまた造作仕事 第3ラウンドだ  がんばります。