2010年10月28日
見積作業中!!
現在私は事務所にこもり見積作業に追われております。
今年は多かったですねー?見積作業。
1年を通し見積ばっかりやっていたような気がします。
それだけ問い合わせがあったということで、感謝感謝ではあります。
こんなことを続けたせいか?最近見積もりしないでも図面見ただけで各業者から
送られてくる金額が当たるようになってきた私!!
みんなからはスゴイねってよく言われます。
見積って小さなものから1丁1丁拾い出ししていくのが本当の見積だと思う。
基本50万×坪数あとは追加こんだけって見積は昔のどんぶり勘定が名を変えただけだと思う。
どんぶり勘定定食とでも名づけますか? なんか丁寧に聞こえませんか?
いまほとんどのトコがこの出し方
どう見てもおかしい、たとえば50万以下で出来るように図面まるめこまれていたら・・・怖いこわい話だ。
私が1件1件見積を出して行くといつも思うことがある、間取りや窓数、建具の数、構造体の上下階の不一致による構造体の多さ、床面積が同じでも1階部分に屋根があるため建築面積が違うことによる金額の上下。
みなさんは聞いた坪単価に坪数だけかけますよね? これほどいい加減な見方ってないですよ。
同じ坪数でもどんな設備でどんな仕事してあって工期が2ヶ月なのか5ヶ月なのかで
も違いますよね?
見極める目力が大事!!
見学会ではこんな見方をすすめます。
私どものところに依頼される方は木が好きで内装に力を入れたい方が多い
木の拾い出しも全面クロスで床材みな同じなら拾い出しの専用ノート20行で2枚で終わりますよホント・・・
私どもの作る家は10枚は行きますね。
1行1行図面から拾い次の行にいくのだから20行1枚作るのにも大変な作業です。
最後に写真は先日完成した住まいのカウンターです。
みなさんこれみてどう思います?
普通のカウンターだよねって見方変えてみてください。
たとえば木目の違い・・・(マニアックだ)
まっすぐにのびた細かいきれいな木目、これが板片っ端からある板を考えずここに使用していたらこんなきれいなカウンターにはならない。
これでも30枚の板の中から私が気に入ったものを運び出し厳選して加工した物。
1枚1枚木目が違う無垢材はこの木が1番表現豊かに居られる行き場所を大工が決めてあげるべきだ。
同じこのタモ材なら家具屋さんならこの板に結構な金額つけるでしょう?
こうなるともう 違いがわかる男のネス○フェゴールド・・・あの音楽が耳をかすめますが・・・しゃばだ~♪♪・・・しゃばだ~♪♪
冗談を書き始めるとついつい地が出てきてしまう私ですが作業中はまじめです・・・
まぁ無垢材なら地が出ても平気です なんちゃって・・・
さて見積作業にもどりますので
今日はこの辺で・・・
ではまた次回!!
- at 08:34
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