2012年03月30日

3月も終わり

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こんばんは!!
今年もあっという間に3ヶ月が過ぎますね!!
1日1日が終わるのが非常に早く感じますね?
いやー!!しかしこの3ヶ月はすざましくいそがしかった私です。
おかげさまでこの3ヶ月ですごい忙しいから、少し忙しいに変わりつつありますが、
まだまだ1日のプレッシャーにつぶされそうです。
時間よ!!のびろ~~ぉ!!
実はこの数ヶ月、仕事の依頼はたくさんあったのですが、このまま請けたらとんでもなくみなさまに迷惑がかかると思い、何人かはせっかくのお話でしたが断らせていただいた。
ごめんなさいです。
この3ヶ月を思いかえしてみて判断としては間違っていなかったと思う。
完全に無理でしたね 
現場はしっちゃかめっちゃかではまとまりませんからね。
現場は少人数で落ち着いてこなさねば・・・
最近夜はプラン制作しています、今夜も1軒入力・・・
今日1軒終わりました。
明日はうれしたのしい土曜日!!ですね
ではまた次回!!


2012年03月19日

面皮仕事

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先日の上棟も無事終わりまして今日も現場で仕事をする棟梁・・・
そういえばこの前、富士宮の現場に使う丸太の材料を加工した。
丸太を半分に挽き割りひとっ面(ツラ)カンナで削る
こんな作業を面皮つくりという、丸太の表面を削り両端の丸太表面を残す
きれいですよ面皮って丸みが出て!!
数奇屋の家によく使われるが仕事が難しいので仕込みに
時間がかかるなど一般住宅にはほとんど使われなくなった仕事
和室柱や長押などに使うこともあります。
非常にシビアな仕事になる
今回はある部分に仕込んだ、さりげなく入れると中々いいものです。
こんな仕事も次の世代に見せておかねば・・・って思うのですが時代がこんな仕事を
残させてくれない、工期短縮コスト削減・・・これしかないのだろうか?
良いものや技術っていらないでいいの?今この時代って?
今は中身のない仕事が多すぎる、1発仕上げが多すぎる
腰を据えて作業しない カンナや鑿なんて使わんでしょう?
だから現場で仕込む仕事が粗い
僕らが普段普通にやってることはそのうちだーれもやらんようになるでしょうが
こだわってやっていきたいですね。
みなさんもデザインも良いが中身を知る見学の仕方に目線を変えてみては?
わかんないよねー?素人には?むずかしいかな?
夜のブログにしては話が熱いですね?
ほどほどにして寝ます
ではまた次回!!IMG_6829.JPG


2012年03月16日

明日は上棟です。

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こんばんは!!
先週末の沼津市での見学会はたくさんの方がご来場いただきありがとうございました。
いちばん多かったご意見は?
沼津市ではこんな造りの建築屋さんはいないなー?でした。
数名の方からご依頼をいただきました。
ご来場のみなさまには 本当にありがとうございました。
見学会を開催させていただいたお客様には感謝感謝であります。
さて週が明け!!今週は富士市にて新しい住まいの工事がはじまっています。
最近要望が多い数奇屋建築ですね今回も!!
和の家多いな最近?プチブーム?・・・・・
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今日きれいな屋根が出来てきました。
今回はお客様に私が忙しく上棟までにお時間を頂いてしまい、ご迷惑をおかけしたので棟梁反省を込めまして予定の同寸タルキとせず 破風式を納めさせていただいた。
いいね!!やっぱ破風式は?
屋根工事の時間と手間はかなり違ってきますが味があるね?
この屋根の下に10m一本物の丸太を使ったいつもの土庇が付く
実は今回の土庇はひと工夫加えるつもりの棟梁!!
仕様はまだ内緒・・・ いつもと少し違う土庇になる?
さすがに付く人はいないだろうな?
職人の目でないと気が付かないくらいの工夫ですが、和建築にはこの小規模変更が積み重ねであり研究と実績の結果である。
どんな工夫かはいえません!!
和建築は奥が深い 深い・・・
常に考えてあれこれ迷ってこそ進歩?
職人界は納得したら終わりな世界だからね!!
明日は上棟ですが雨です?
どうやら?でも今日のうちに屋根が出来たので安心
明日は中仕事が中心でしょうか?
手伝いのみなさまご苦労様です、明日もよろしくおねがいしますね!!
完成は初夏?
今回も うぉっ!って言うくらいの家に仕上げてみせますよ、
むろん 住みごこちのいい家は前提でありますが!!
木の家 ただいまプチ人気上昇中!!かも?
ではまた次回!!

2012年03月05日

撮影してました

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こんばんは!!
今日は朝から沼津にて今週末予定している見学会の撮影
土曜日折込の場合締め切りは明日火曜日がリミットなんですね!!
撮影はギリギリでした。
朝からカメラマンさんと一緒にあちらもこちらも撮っていただいた。
カメラマンさんも2階が気に入ったようで熱が入る・・・
暗闇で撮影したり明るくしたり・・・今回の2階は古民家風をイメージした。
お客様のご要望は、ひと言で言えば怪しい部屋がイイらしい
シャッターを閉め和室のレトロ系照明の力を仮り千本格子の間から漏れる光がまたたまらない、反対側の壁に細かい格子の桟が映る
怪しいが表現できたと思う。
この部屋には掘りごたつもある、床も30㎝上げているので腰掛けてリビングのテレビも見られる、遊びの詰まった部屋ですね?
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暗いと私のカメラではこんな撮影しか出来ませんが、昼と夜とでは雰囲気が変わり
1日に2度楽しめる  
ここで一役勝っているのが床だ わざと杉の床にうづくり加工をほどこした
夏目と冬目がはっきりと現れメリとハリを出すことで濃い色を塗ってあっても
べたーっとしていない、ひのきの床材だとこんな濃い色つけると正直きれいには仕上がらないこともある。
材料の特性も頭にないといけない、塗装が乗る材と、はじいてしまう材もあるもの
経験で使い分ける 
今回は杉材フロアーにうずくり加工で正解だったと思う。
次回は1階の様子をお伝えします
ではまた次回!!


2012年03月04日

丸く納めました

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先日、外仕事の終わりに玄関屋根と土庇を2ヵ所制作した。
写真は丸桁に丸柱を仕込む最中です。
1度こんなもんだろと勘で荒く丸く取る、その後丸桁に仕込み丸桁の丸角度と丸桁の凸凹を柱に移していく、写真がそれ
1度ではピタリくっかないので何度も何度も記しをして丸いノミで欠いていく
根気がいる仕事
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何度か仕込んでは桁から抜きまたひかる(建築用語で形を取ることをよくひかるという)。
建てるコロにはご覧のように柱が桁の表面にうまくピシャリとつく
丸仕事は、経験が物を言う
一生つかないんじゃーないかと思うぐらい難しかった若いころがなつかしい。
柱がささるとこの桁表面が小さくへこんでいたりしたらもう大変・・・
こんなことにならないように桁表面を見ながら最適で加工しやすいトコに柱が建つ様に墨付け時に気をつけ わりふることも大事である。
次に柱の加工であるが、丸い鑿で欠いていくのですが、通常の平のみと同じように正面からバンバンたたいていってはいけない、
刃先正面から攻めると丸くなってきた柱表面がかけてしまい、うまくつかない、
何度も同じトコなおすやつはたぶんココがいけない。
うまく書けないが、丸のみをよく砥いでおき刃先全体をまわすように?
刃先奥から滑らす用に刃先全体をまわすように使い欠いてみよう!!
先端だけ使うと丸加工はうまくいかない。
こうすれば思いのほかうまくいく はず・・・・・・・
刃先だけを使い力任せについてしまうと余分なトコまでのみが巻き込んでしまい残すべきトコが取れてしまう。

柱の先端って丸に仕込むときはもう、かなりとんがっていますからね?木が刃先みたいに厚みがないですからね!!

やさしく加工せねば・・・
近日丸加工がある若い衆は参考になれば?
今週は打ち合わせやら何やらで夜が忙しかった。
今日日曜日にまとめています。
来週は見学会です、初めての沼津市で開催となります。
沼津って大きな会社が施工することが多い地域と聞きました?
富士市みたいに○○建築で建てたなんてあまり聞かないらしい・・・
富士は結構地元大工ががんばっていられる地域?
がんばろうよ!!○○建築!!
さて今日は事務に専念して夕方 羽根のばしに出かけよう
ではまた次回!!


プロフィール

小笠原紀和 大工暦18年

小笠原紀和

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