2012年08月06日

秋田能代放浪記2

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秋田県能代市2日目朝から秋田杉が集まるセンターを視察
土場にはセリ用の秋田杉の丸太が置いてあった。
大きいもので直径1500~1650くらいだろうか?
木目も目細でこんな丸太でどんな材料が取れるのだろうか?
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5棟ある大きな倉庫には柱、天井板、厚板など材料分けして展示されている。
写真は秋田杉化粧柱のトコ・・・
なんともいえないきれいな柱がこれでもか!!と並ぶこの光景・・・
美しい・・・木目もどれもきれいで色合いもすばらしい
2年前この化粧柱、6寸角を使用したことがありましたが、これだけの本数が並ぶと
言葉もない
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アップ写真です、どうですか?こんなきれいな柱この辺では大工でもそうは見ません
使いません、世の中にはいいものはまだまだたくさんある
静岡で買えば6寸で1本そうだな25~30万だろうか?
木目にもよるがこんなもんだろう
いいものはみんな大阪の業者が買っていく
そうです!!最後は京都に行くのです、
京都って所は超一級の材を選んで使うらしく坪単価
300万~800万なんて家はザラにあるそうで、これらに物件に使用されてもおかしくない材料だらけ
坪800って総工費ではないですからね・・・
そんな超1級はまだあるこれらはまた次回にお話します。
いやー日本の木の銘産地はすばらしですねー
1棟見ただけでワクワクしました
何度も書きますが木は今安い!!いいものを安く手に入れてうまく使おうよ
小径木でなくこんな大きな直径から挽いた材料があるのだから
みんなで使って日本の林業を盛り上げようではありませんか!!
外国材使うなんて日本にいながらもったいない!!
熱弁はこの辺にして
ではまた次回!!


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