2008年01月29日

原寸で悩む

IMG_2795.JPG
みなさんこんばんわ 今打ち合わせから帰宅した所です
今日から和風住宅の工事がはじまった、2月まで二足のわらじです、午後から屋根の原寸図を書いた。
そもそも普通の屋根なら原寸はいらない、大工なら計算で母屋の高さを簡単にだせる。
今回は屋根がほんのりとむくるので のび が発生するので理屈や計算ではだせない これがまたセンスがいる。
ほんの1センチ余分にむくらしただけでも しっくりきたり、こなかったり と悩む
わたしが思うにむくらせすぎるなら、あまりむくらせないほうが結果が良い方向にでるように思う 差が数ミリならパッとみため判断つかないくらいになる
この作業同じ経験がある方ならみんな悩むと思う なにせ参考書なんてない、そもそもあっても家によって間(巾)が違うし勾配も基本が違うから参考にならない
できてはじめて反省会・・・・・・職人はこの繰り返しが大事
前にも書いたが細くよく見せるのは本当に大変 今回はさらに曲線がからむ
さらに小舞が入るのでかぎられたスペースでの調節もからむ またまた悩む日が
つづく
今日は雨が降ってきたので途中で断念・・・また明日晴れたら決定して次の作業にうつります。
富士市大工 富士市 大工

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小笠原紀和 大工暦18年

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