2016年05月18日

松タイコ梁組み仕上げ

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こんにちは!!
週末上棟の現場のLDK松梁りの仕上げをはじめた棟梁
松はカンナで引くときにひのきや杉に比べ引く抵抗が強い
手くびを痛めている棟梁・・・(俺も初老だな完全に)とほほ・・・
今回は正月に仕入れた東郷レイ号の鋼で出来ているミニカンナで仕上げた
小さいカンナだから引く抵抗が小さくいていい
しかしこの東郷鋼切れるわぁ~
刃先がダレないのがわかる
スパッ!!と材料が切れて出てくるのが引いていてよくわかる
大した鋼である
けずりだした後の木肌も恐ろしくきれい


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これをみてほしい
節の周りって木目が逆になり、節も硬いので逆目の削りは大変な作業なんです
これ逆目削ることができない大工も今は多いがこの鋼なら
ご覧の通りですよ!!
すぱっ!!と節ごとスライスしていきます
こんな難しい削りも楽々!!
節まわりもこんなにきれいに仕上がりました
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初老の棟梁に?松丸太3本削りは大変でしたが 笑い
汗だくになりまして
何とか午前中に3本仕上がりました。
後は現場で組むだけです
さて今日は細かい材料の段取りと仕上げです
暑くなるかなー?今日は
では行ってきます
また次回!!

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小笠原紀和 大工暦18年

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