2015年06月03日

カンナの準備

IMG_1082.JPG
こんばんは!!
夕方仕事がひとだんらくしたので
次の家の和室柱(今回は40本)のカンナ仕上げに入った棟梁
その前に現場で使ってしまった鉋を元にもどす
だいぶ現場でカンナ台が狂っている
なおしながらカンナの刃も研ぎなおし 調節の繰り返し
写真のカンナくず・・・・少し変だ 均等ではない
まだ台の左がおかしいらしい 
調節・・・

IMG_1085.JPG
自分はあまり薄削りに興味はないが4寸巾の柱を使い薄削りに挑戦してみました
写真は今回の柱削りでいちばんの薄削りのかんなくず
どうですかー?
えっ?パンストじゃないのかって?
違うわい!!かぶったろか(怒り)
冗談は置いといて  古いな・・・
まだまだ夏目が飛んでいますが薄いでしょー!!
木ですよ!!このカンナくずは!!カンナからでました
下の箱が透けてみえます

ミクロンだそうです すごい方は1000分の1mm 1ミクロンです
1mmを1000個に割れるということだそうです
カンナってすごい道具ですね!!
写真の屑で1000分の20くらいなのだろうか?
50回削らないと1mmが削れませんと言えばいかに薄いかおわかりかと・・・

一万円札500回削って500万になるとうれしいのですが・・・汗・・・
IMG_1083.JPG

どれだけ薄いかアップです
これだけのカンナくず出せるようになるまで5年以上10年未満・・・でしょうか?
好きにならないとカンナは進歩しません
今日かんな直していてまたいいことに気がついた・・・
何事も経験だ・・・道は長い
もう少し切れる刃に研げるようにがんばります
ちなみに今日の研ぎは刃の黒幕2000番にエビの8000番だけ使いました
研ぎ時間は3分くらいでした
初めての二段研ぎもやってみました
こんなカンナで削った柱はピカピカです
顔が木に映ります
大工もココまでなるには大変なんだから~ぁぁぁぁ・・・
がんばろう大工!!


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小笠原紀和 大工暦18年

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