2015年04月15日

勘弁してくれ!!

IMG_1033.JPG
おはようございます。
今日も雨です・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1日たりとも晴れないおかげで基礎ができず上棟日が2日伸びました・・・
また今週も生コン屋さんが休みの日曜日が晴れ予想・・・
まだまだ上棟がのびそうで最悪ですほんと・・・
いいかげんにしてほしい 梅雨どきでもこんなにひどい雨はないな・・・
昨日は空に向かい石!!投げてやりましたよ ほんと!!
そんな雨で仕事のできない方に朗報!!
世の中悪い話ばかりではない!!
実は弊社HPのトップのフラッシュが追加され  なななな!!なんと!!
施工例が2件追加されました!!!なんてレアな・・・事件だこれは・・・
お暇な時間にどうぞ!!
冗談は置いておいて
写真はお暇な時間になおしたノミです。
私は現場では20本のノミを持っています
以前までメインで使っていた物を短いので長い新品が入らないような工事の時に使います
短いほうは6年かからずこんなに短くなってしまったんですね!!!
いかに現場で切れるノミで仕事しているかおわかりかと・・・・・
今回は事務仕事に飽きると作業所に出かけは道具なおししてます
お蔵入りしていたカンナ(20年ほど寝ていた)を持ち出しなおし始めた俺
若いころはどうしても治せなかったこの特殊カンナ・・・
2枚の裏なおして台なおしてから刃の角度を確認、ほほぉぉぉお・・・ぉぉ
さっそく研ぎなおす・・・
1時間かからず完ぺきになおす・・・うまくなったねー俺も・・・(笑い)
研ぎも気を入れて感触を確かめながら行うと刃物の鉄の違いが感じ取れてくる
硬い鉄と鋼、柔らかい鉄と鋼、それぞれ研ぎ味が違うのがわかる
昔の鉋ほど研ぎづらく硬いな~と思うのは僕だけ?
今のカンナは高くなりましたが地金の工夫や鋼の改良で研ぎやすさも鍛冶屋が考え造っていると聞く
実に研ぎやすいと思いますが?
大工さんどうでしょうか?

とあるカンナ鍛冶の書いた本を読むと書いてある
昔は(50年前位?)カンナも売れに売れた
時代だった 品質より数を用意しないといけなかった
多少いいかげんに造ったカンナでも喜んで問屋が持っていったと・・・(笑い)
昨日もオークションで仕入れて頂いた五徳カンナを台ならしに使っていると良く欠ける・・・
おかしいな?落とした覚えはないのに・・・
そのうちおもいっきし!!刃がないではないか・・・2.5mmも・・・・・
40年以上前の物と書いてあったがもう少し研いでようす見よう・・・(用途が間違いですが)
これ研ぎ味も超かたぁーーーいです
刃物にも性格があるのです
木でも鉄でもどんなものでも性格や特性がある、それらの特性をしっかり感じてあげるのも
職人の役割であるような気がする
若いころは考えなかったのかな?
落ち着いて仕事ができるようになったからでしょうか?
その分初老化しますが・・・涙・・・
さて今日も初老にムチ打ち空に石投げに行ってきます
また次回!!
はよ雨やめ・・・


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小笠原紀和 大工暦18年

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