2014年02月22日

真壁廊下の床貼り工事

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こんばんは!!10日ぶりのブログです。
今週は図面やら申請書類に追われて居りましてブログかけませんでした。
今日申請書類は無事通過・・・OKが出ました。
現場では1番手間がかかる真壁廊下の床を貼りました。
洋間の床貼りは簡単に貼れますが真壁廊下の床貼りは手間がかかります
今回もたった4坪の床貼りにまる1日かかりました。
貼り方は写真のようにまず床板が入る分のこぎりで柱の首を切ります、ココで床板が無理なく入るピシャリのトコで鋸入れないといけない、意外と簡単そうで難しい
基準の墨を出しておき、墨を頼りに付きつける材料までの距離を1mmの半分以下まで計りこみ床に墨をする
この墨をノコギリで切って鉋で通りをそろします
1枚貼るのにとても時間がかかる
真壁廊下を他が作らない理由のひとつだ!!

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どうですか?今回もバシッ!!と入りました。
きもちいいねーすき間ない仕事・・・
こういう工事を重ねていかないと大工工事は腕が上がっていかない
無論こういう工事には必ず必要なカンナやノミやノコギリの管理も必要とされる
よく大工さんてホントは和風しかやりたくないんでしょ?っていう方がいますが
そうかもしれませんがこういう難しい和仕事をやったことがなければ洋風住宅だって
うまく造れません、大事なんですよこういう仕事も
今回は和風なので床材はラオス松の赤上柾板とした。
いいね!!
ちなみに洋間廊下だったとしたら2時間もかからず床貼っていたでしょうね?
ふぅー!!あとはダイニングの床です。
ココも真壁ですので床工事も大変です。
また次回!!


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小笠原紀和 大工暦18年

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