2013年11月23日

おっさんのひとり旅?

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今日は勤労感謝の日、勤労に感謝しながら朝から見積の拾いを始めた俺・・
今回は35坪の家なので大工工事に使う材料のすべてを拾い出す。
間違いがあるとこまるのでみっちり!!他のことは一切しないでとことん集中
して行う、2日に分けて拾うのはNG
とにかく拾いまくる
約3時間かんずめで何とか終わる
あとは来週に帰ってくる他の業者の見積をパソコン上に打ち込む
コレがまた1日かかるのよ ホント・・・・項目多すぎ・・・一式見積で無いので僕は
細かく出しすぎかなー?
一式はあぶねえ証拠ですぜ みなさん・・おかしいよ物事として・・
さて拾いが終わり久しぶりに時間がありましたので山梨の甲府へ出かけた

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途中上九一色役場の辺で紅葉がきれいでしたので写真とりました。
いいですね山間の土田舎の風景・・・野焼きの煙がまた似合うにあう・・・
焼き芋かな あの煙りは・・・?
甲府に出かけたのはホカでもない、大工道具の買出しです
甲府に大工道具をただ販売するだけではなく、道具の細かい仕込み方や砥ぎ方
メンテナンスの行い方を教えてくれる道具屋さんがある
プロですねここは
ここで今さら聞けない(笑い 反省)ホントの道具の仕込み方などをたまに聞きに行く
前回3月は砥ぎ、今回はノミの仕込みがメイン・・・桂など・・・鑿の分解など・・
今回もたくさんの知識を学んで来ました、今は手道具使わないからしっかり教えられる親方がいないからこうなると甲府のオヤジも怒っていました。
僕たちはまだまだそれなりに刻んだり削ったりするのでココまで足運んで良い道具
を買うそして学ぶ・・
今回は念願の5厘(1.5mm)鑿の追う入れと代替えの為に脇取りカンナの右
オヤジ曰く5厘なんて使わん大工は一生いらんぞ!!とのこと・・・
意外と富士で5厘は売ってない富士市には鑿売る店ないのだ・・・とほほ・・・
あと人造巣板の6000番、床貼るときにタマにいる専用バール
最後にカンナ仕上げるときに使う20000番の特殊な粉 名倉?
本当はコテ鑿(のみ)が目当てでしたが、今回は該当無し
しめて25000円・・・大工道具もかかるねー?
55mmの圭三郎のカンナ ほしかったなー!!小口用に・・・
棚には家紋清久の100度戻し10本組鑿が!!聞けば意外とお安い・・・ほしいぞ!!
ポッケに3万しかなかったからオヤジ!!
頼むからコレで売ってくれって頼んだら 帰れ!!だって・・・そうだよね・・・(笑い)
入荷に1年以上かかったそうな・・・人気の鑿です
店にいたもうひとりの大工さんも買おうか悩んでいたので、最後に買いましょう今日は!!って声掛けてきました。 買ったなありゃー いいな~っ
カンナやノミの理屈や鍛冶屋の工夫など裏話たくさんでした。
おっさんのプチひとり旅もいいものです。
来年も切れる刃物でいい仕事したいですね!!
ではまた次回!!

 


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小笠原紀和 大工暦18年

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