2012年12月11日

祝い階段開通!!

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こんばんは!!
現場では最後の造作工事階段工事が終わった。
もっと早い時期に作りたかったがコノ家はココから材料を上げるから長物材を上げなくてよくなった最後のタイミングでの施工となった。
今回は偶然仕入れに成功したひのき材での制作となった。
うちは廻り階段が多いですが今回はまっすぐないわゆるテッポウ階段
まっすぐ階段は掛け算と割り算で出来てしまう、基本中の基本の形
墨付け 加工入れて1日、半日で取り付けケコミ板で半日合計2日の楽しい刻み作業でした。
加工精度も抜群 無論すき間などない 完璧な組み合わせ精度!!さすが俺!!
うまい!!うぬぼれも芸のうちだ・・・
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骨組のときの写真です。
コノ後踏み板の下に けこみ板を入れました
けこみ板って意外と時間かかるんだよね 手も入らないとこもあり大変な仕事
手が入らないトコもあるからうまくいくためには計画的な精度が必要
これで精度の必要な造作工事はほぼすべて終わった。
後は収納内の棚施工かな?
今回も集中力を大事にしながらがんばったつもりです。
組み合わせた部分や付き付けた部材はすべて完璧にあわせたつもりです。
いわゆるピシャリ!!ノミも入れません まぁ角材ピシャリは当たり前か? 
ところどころに使われている丸材もよく付いていますが・・
無垢材はすき間があるとそのすき間が小口方向だから住んでみてエアコンなんて
つけるとそこから木が呼吸(息)してしまうからすき間がよけい大きくなってしまう。
汚い仕事がよけい汚くなる 木は小口方向からよく息をする
こうなると無垢の家はすき間だらけになってしまう だから息を止める仕事をわたしはする おかげでカンナはいつもひと現場で台が減ってしまう 直さないと・・
エアコンや暖房機は新築して数年は木の動きを見ながら使おうと提案はします。
とりあえずエアコンなどで息しても良いように固く仕込んであるが コノ時期加湿器
つけたり消したりを繰り返す家は辛いな さすがに限度ってものがある。
木の家はまずなじませるのも必要かと?
現場は今週で大工工事終了 後は左官屋達にバトンタッチ
完成は来年ですが、すばらしい家になるよ お楽しみに
ではまた次回!!


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小笠原紀和 大工暦18年

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