2008年08月20日

大きな木からたったこれだけ!!

IMG_3544.JPG
今週末、富士市内にて上棟を行う町屋風の家の材料加工も大詰めとなりました。
前回の平屋の家と同じ和風、見所はコンパクトな和とでもいいましょうか?
特に今回、木部全体の色に注目です!!
さて前回につづき丸みをおびた破風板(屋根の三角の所に付いている板)を用います。 
前回の経験を生かしよりシャープにそして今回の板金屋根にも違和感なく納まるラインに変更してみましたが、私にしか分からない世界ですが・・・・・
屋根に丸みを付ける際、瓦屋根と板金屋根だと同じ倍率のラインを出すと違和感がある、なぜか? 瓦は板金に比べ凸凹感や重量感がある、しかし板金屋根凸凹がなくすっきりとしている、 おっと!!より詳しく書きたいけど後は内緒です。
それぞれの特徴や特色をうまく利用した施工にしなければ?
丸みをつけるとその形に木取るにはチト 大変なんですこれがまた!!
丸みをつけずストレートに三角の部分を制作するなら写真右の板は3分の1の巾で用意すればよく 1本から3本も木取ることができます  なんとも経済的!!
ですが左のR形状の板は右の広い板から一枚しか取ることができません。
もちろん制作及び設置には数倍の時間が必要、でも出来上がった外観にはなんともいえない雰囲気 これがまたいいです 写真ではよく分からないですが、和の家
をつくる際には曲線も入れてみるのもいいですよ。
本日うちの事務部門に大きな転機が!!本日より事務系仕事のネットワークシステムが完成 事務、設計仕事がらくらく そしてより綺麗により早くイロイロなものが出せるようになりました。
やはりその道のプロは詳しかった、事務システムの問題がすべて解決
もっと早く行えばよかったです。
明日からは上棟の準備を現場にて行います。 
ムギワラ帽子も買ってきたし 暑さに負けずがんばるぞ!!


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小笠原紀和 大工暦18年

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