2007年04月07日

ひのき梁天井

IMG_2022.JPG                                今日はひのき梁の加工をしました、昔は和室のサシ鴨居などに使われたこの材料ですがすこし使い方を変えて化粧天井の梁に使いました、作業はなかなか大変1本1本直角を出し、厚み、巾、を決めてから材料に墨付け、材料がまじあう仕口を材料より2ミリ位小さく加工、次にカンナで仮に仕上げてようやく写真の仕込み作業(ここまで約2日)になります、建前の時にスキマなく完璧に組めるようにカンナで調節しながらかために仮に仕込みました、そしてカンナで最後の仕上げ、面取り、養生、と続きます 大変な作業でしたがこういった組み物は建前時ピシャリと入った時のなんともいえない達成感がたまりません さらに内装作業に入り養生をはずしたときのなんともいえない仕上がり!!今までに青森ヒバ、ひのき、天竜杉など5件に梁天井を組んできましたが皆お客様の自慢の部屋になっているようです 今回の天井は梁の間に青森ヒバを格子に組み天井板は秋田杉の赤柾板を張る予定、今までとは少し変えてみようといろいろ考え中ですので8月中にはおみせできると思いますのでまたのぞいてください

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小笠原紀和 大工暦18年

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