2015年01月24日

室内造作はすすむ

おはようございます
今日24日は土曜日ですが事務仕事の為、体は休み?で脳は働いております。
現場は断熱工事が終わって先週加工しておいた造作材の取り付けをこなしております。
今回も何とかひのき材の天井板をご用意出来ましたので杉材の単価でひのき材に勝手にグレード
アップ!!です。
お客様も喜ばれることでしょう  きれいですね!!ひのきの天井
きのうは玄関の数寄屋風天井骨組みを制作しました。
仕上げは月曜日です
最近の作り方に昔の作り方を加えすこしアレンジを加えた進化版です  
このアレンジした部分がキモです   完成が楽しみ
和造は自分なりの形はほぼ完成しているので小変更で変えています。
先日は大寒でしたが現場は断熱のおかげで中々温かいと思います。
2階なんか帰りに確認で見まわると西日のおかげでかなり部屋が暖まっておりかなり暖かいと思います
やはり断熱は必要であります あくまで断熱の厚みも考えてくださいね?
今年に入り会社の方にお電話にてご依頼のお話が増えてきました。
増税見送りでこの業界どうなるのか心配でしたのでうれしいお話です。
出来る限りのことはいつもの行動力と発想で何とかお客様の夢をあきらめることなく実現の道を
切り開いていきたいと思います。
若い衆もがんばっていますので次世代の大工さんに既製品の貼りつけ仕事ではなく大工らしいこんな仕事もあるのだよ?ってことを見せて行かなくてはなりません。
時には採算割れでも(いつものことですが)学んでもらうためサービス仕事も増えることでしょう?
お客様はお得ですよ?
私も大変な身ですが皆さまの為、次世代の大工の為ココまで育てて頂いた社会への社会貢献だと思い
がんばります。
よく私どものHPをみて高いと勘違いされてやめた!!なんて話を聞きますが最初からあきらめず
まずは私にご相談ください
私もはっきり物いうタイプですのでどうしても無理と感じたら無理ですと言いますが普通の住宅メーカー
と比べたらこれだけの材料使ってこれだけの日数をしっかりとかけて建てていて高くはないと思っています
じゃ!!なかったらこんなに長く会社つづきませんて!!
私材料仕入れも自分で行っていますので他が知らないルートや仕組みを知っています
他よりいいものを安くはお任せください!!だから出来るんですよ!!ひのき無地の天井なんて!!
家は金額も大事ですがどれだけの日数がかかっていくらだったのか?も頭に入れてみてください
同じ面積で1か月の大工工事の家なのか工事3か月の家なのか?
金額が同じなら僕なら3カ月の家選びますが・・・・・
いつも書きますが中身❤ですね?(ハートがキモイな)
グチが出始めたの長くなる前に
また次回!!

2015年01月18日

今週は加工作業

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おはようございます。
毎日まいにち朝冷え込んで起きるのに時間がかかりますね?
作業所にて加工の日は移動がないので少々朝時間にゆとりがあるので助かります。
これも初老でしょうか?
さて写真は4日に毎年恒例の愛知県豊川市の豊川稲荷さんに初もうでに出かけた写真です
狐霊塚の写真です
数百体のキツネさんが置かれています
みんな寄付で置かれたものらしいです
すごい数で最初はびっくりします。
何度も行きましたが入口の門のたま木のケヤキ板や総ケヤキの神社本殿といいすごいところです
皆さまも富士から高速で2時間もかかりませんので行ってみてください。
現場はただいま加工中なので火曜日以降行っていないです
意外と加工する材料が多くて昨日土曜日でもまだ終わらず・・・
あるな・・・今回も・・・加工・・・多い・・・
先週からきている見習いの若い衆も今ではなくなってしまった作業所での材料加工も私の所では普通に行いますので
いい勉強になるのでは?
大事です 少なくても見たことがあるって!!・・・
みれば知ることができる 聞いた話で知っているとはまた違うのです 同じ知るでも!!
作業中は顔が怖いで有名な僕?(笑い)誰かさんのように顔があやしいよりマシですが?
そんな怖い顔の下?若い衆もがんばっています
私の10年を5年でぶち込んでやろうと思っていますが?
相当やらないと無理かな~?
全国の見習い大工さん!!エラそうの言うのではありませんが?
大工さんになるには8時~5時で昼休みではだめです
それプラス自分から行う何かがないと普通で終わる
といいますか?普通でいいやになっていってしまします。
後に誰のためになるのか?考えよう・・・30で初老が始まる前に・・・・笑い
現場もどりは火曜日からですかね?
断熱工事も終わりましたので寒い日でも窓閉めておけば中々温かいです
正月に偶然ホームセンターでお会いした昨年12月引き渡しのお客様もいやー!!
家の中が温かくエアコンも少しつけただけで温まるからすぐ消してしまう
吹き抜けの大空間なのにすごい!!来客が来たときに暖房付けているの?って聞かれたほど
でしたとのことでした
富士市あたりでしたらこの家の断熱性能(厚みですよ厚み断熱は?入っていればいいのではない)
プラス樹脂サッシにLOW-Eガラスでしたら10年先でも遅れていない断熱性能です。
私は正直外観にはあまりこだわりません、お客様もそういう考えの方が多いです
住まう側として中身にこだわる方が多く内装の木材の素材、断熱性能(厚みですよ)
設備も2流メーカーは入れない
などしっかりと細部まで費用をかけております。
わかってくれると助かります・・・汗・・・涙・・・
現場ではそんな断熱材がまだ見られる状況ですので見学したい方は会社までお気軽に連絡ください
ご案内します その後営業はしないから大丈夫です
ところで三島のS様?もうアメリカですか?先日ショートメールしたら送れませんでした?
大変だと思いますががんばってください  かわいいYちゃんに会えないのが辛いです・・・(笑い)
今度英語にてメールします・・・・・・ハロー?
では恒例の日曜日仕事に行ってきますので
また次回!!

2015年01月11日

和のき制作

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こんにちは!!
年明けから玄関の庇を制作しました。
断熱工事まで時間がありましたのでお客様と相談してちょっとスペシャルな庇に!!
中々よくできました
きれいですね!!
実は棟梁年明けより弟子をとることになりました。
数年建築関係の仕事はしていた様なのですが まだまだこれから仕込んでいきたいと思います
大工になり数年はまず自分の無力さとの戦いに勝たないといけない
まずはやってみなさいですかね?
がんばってやってますよ!!
今日は休みですがキッチンのSRで打ち合わせ!!
行ってきます!!
また次回!!

木曽ひのきの旅④最終回

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おはようございます。
今回は木曽ひのきの旅④最終回です
木曽の製材所を出た棟梁たち
また上松を目指し北上・・・
着きました!!ここが木曽ひのきの立ち木が実際にみられる 赤沢自然休養林です
元々は明治の終わり~大正時代に国鉄中央線が整備されたことにより木曽ひのきを名古屋まで
運ぶことができるようになったことで整備された木曽森林鉄道の駅周辺です。
ココから木曽ひのきを出していました。
今でも5月から11月まで当時の汽車を使い赤沢自然休養林の周りを観光列車として走っています。
小さなお子様のいらっしゃるご家庭には夏休みにぜひ!!きれいですよ!!
しかしここまで来るのにとんでもなく山の中でした!!
住宅がある場所もかなりの山の中ですからさらに30分以上山にはいります。
途中前方300m前を何かが横切った・・・なんだ?
その後ろを追って35歳くらいの女性が何か持って出てきた。
いたずらっ小憎が悪さして逃げたのかと思いましたが、飛び出した物体が3mくらいの塀に飛んだ!!
おおぉ!!人間ではない!!
サルでした・・・おばちゃん手には棒・・・上に逃げたサルに猛烈に何か言っている
ココのサルは日本語がわかるのか?(笑い) 家に入り込んだ模様・・・
ものすごい顔でサル怒鳴っていました・・・サルは上で知らん顔・・・
こんな怖い方嫁にしないでよかったなと思いつつ横を通過・・・(笑い)棒で毎晩殴られるよ・・・
到着

駐車場に車を停めると森の管理人4人が山から下りてきた
時間は午後3時半、11月ですからもうじき日が暮れる
みなさん大きな鈴をもっている
山はココから往復2時間の遊歩道がある

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入口の吊り橋に貼られた看板・・・・・・・プルプルプル・・・プル・・・
もう一度もどり管理人にいませんよね・・・?くま・・・・・・聞いてみた・・・
おじさん!!いねぇーとは言い切れねェなー?でも もうさみーから いねぇとは思うけど・・・
絶対いねぇって言いきれねェなぁ・・・って・・・いい加減なお返事
辺りにはうちの車と管理の車の2台のみ・・・プルプルプルプルッ・・・
棟梁幼稚園で皆んなでうたったお歌を思い出した
ある日〜ぃ🎵森の中ぁ〜🎵くまさんに〜!🎵でああったぁ〜!!🎵
春まで発見されないかも・・・(棟梁意外と用心深い)

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おやじは いねーよ!!なんて言いながら橋を渡る・・・元身延出身の田舎もんはこれだからこまる
こいつの時代は幼稚園で唄わなかったのか?
時代でしょうか?
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ありますあります木曽ひのき
大きく見えますが写真の木で300年弱だそうです
以前見学に行った富士市のひのきですと90年ほどでこのサイズです
木曽ひのきは大きくなるのにいかに歳月が必要かがよくわかる・・・かと・・・

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間伐前の写真です まだまだ木が細いですね 活きのいい木を間伐して残します

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間伐後100年以上の場所です
若干光が入り木もだいぶ大きくなっていますよね?
この300年生の木を600年生の木にする・・・社長の話を思い出した・・・

がんばれ~木曽ひのき!!
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この木は陽のあたる場所に移動しようと足を上げている最中です  寒いですからねこれから・・
お出かけですか? ちょっと町まで・・・ってかんじでしょうか? 
行ってらっしゃい 気(木)をつけて?

20分ほど中に入りましたがココはまだまだ奥が深い2時間コースですから
奥にはもっとすごい木もあるのでしょうが熊の冬眠前のディナーになるのは嫌でしたので退散・・・
木曽ひのきの成長の長さと山と山の間に位置した陽のあたらない環境と勉強になりました
大工として木を語るものとして本当に良い勉強ができた一日でした
紹介いただいた皆様と木曽でお会いした皆さまにはお世話になり感謝感謝でありまして
ありがとうございました。

これで静岡県の富士ひのき 天竜の天竜杉、秋田県能代の秋田杉と白神山地と長野県の木曽ひのき、次は奈良県吉野あたりに標準を合わせて
見に行きたいと思います。
木は奥が深いねー?地元ならではの取り組みや流通などいい勉強になりました!!
長いブログでしたがお付き合い頂きましてありがとうございました。
皆さまの大切な木の家により良いものを提供できるようにこれからもこんな勉強会を通じ
ルート開拓や仕入れの事情の把握などに努めていきたいと思います。
がんばろう!!大工!!
応援してくださいね!!
また次回!!


2015年01月04日

木曽ひのきの旅③

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こんにちは!!
正月休みもあっという間に終わりそうです。
昨日3日はブログ後作業所内で一日かけて正月恒例の大工道具のノミを21本研ぎなおしました。
中々時間があるときでないと道具直しはできませんからいつも落ち着くこの時期に行います。
現場で使うと意外とノミの刃先の適正角度27度~30度が32度くらいまで急刃に研いでしまっていました。
気をつけて研いでいるつもりでも?変わっていってしまう物です・・・
今回はすべて27度に研ぎなおし・・・21本はさすがに疲れました 
休み明けの私の手道具は切れますよ!!刃先を触ると・・・怖いくらい切れました・・
大工たるものこうでなくては困りますよね?
大工の若い衆?こんな初老10年目(40歳)の棟梁でもいまだに休みに
ノミやカンナ研ぐのだよ?
研いでますか~ぁ?
小言がうるさいのも初老のせいでしょうか?
さて本題です!!
今回の木曽旅で私が一番見たかったのが今回視察した製材所です。
ここでは以前書きましたが住宅で使われる柱(大きく分けて2種類とします)
ひとつは和室など柱自体が部屋側に出るといいますか見える化粧柱(役柱といます)もう一つが
洋室などの壁の中に入ってしまう特1柱があります。
特1柱は世の中で一番使用されている流通が多い柱であります。
化粧で見える役柱も木曽産ならいいのですがさすがに日本一のひのきですから
ものすごい高い
伊勢神宮の式年行事(木曽産です)じゃないのだから個人宅には1本位がいいところ? 
無理ですね?正直・・・
しかし特1柱なら木曽ひのきでもなんとかなるのでは?と思ったのがはじまりです
行動派棟梁!!口は悪いが仕事はまじめ!!行って来た!!
以前からこの製材所の柱はたまに手に入れば使っていましたがその製造過程を見たくて地元材木屋さんと名古屋の大変大きな材木屋さん経由で話を通して頂きまして
特別に見学が実現しました。
ついに日本一のひのき ひのきの王様の製材所に伺います。
通常はあまり入れません!!今回は特別です 実は緊張してました
写真は、ありましたありました木曽ひのきの原木が・・・
赤みも強くこの細かい年輪を見てください!!
地元材で2番玉でこんな良い木があるのでしょうか?
これが普通に使う特1柱になる原木ですよ!!
あり得ない大人の木
ココでなんと!!社長さん自ら会社内を案内してくださることに!!
ありがとうございます
まず社長さんの話では木曽ひのきはほぼすべてが国有林であり入札にて仕入れるそうだ
豊臣秀吉の時代より木曽ひのきはひのき1本クビひとつ!!と伐採が厳しく制限されたから今にいたること!!
木曽は秋田杉と違い数はあるのです
又現在樹齢300年強の木はあるがそれ以上の木は大昔は存在したが今ほとんどないということ
300年後に昔のように600年生の木を残すため官民共同で林業に取り組んでいることなど話がありました。
そして木曽ひのきがなぜ評価されるのか?
良いひのきができるにはまず土地が痩せていること、日光がほとんどあたらない急斜面であり
成長が極めて遅いこと1年で1mmか2mmしか大きくならないこと
昼と夜の温度差があること、人でいう徹底的に苦労した人生とでもいいましょうか?
さらに!!
昨年噴火した御嶽山の火山灰の恩恵もあるとのことでした。
木曽では山に植えてから80年から120年ではじめて間伐をおこなうこと
普通の地域では太陽がよくあたるから成長が早い40年もすれば間伐してしまう
実に2倍から3倍の年数が
木曽ひのきには必要とされる!!
わかりますか?みなさん!!この価値?と時間!!!

しかしですね!
立ち木というのは長さが15m~20mはありますよね?
根から3m~4mが節が少なく化粧用でありこれを1番玉その上の3mを2番玉3番玉と言います
特一を作るのはこの2番~3番玉だそうだ
それが上の写真の物です
こんなに良くて間伐材ってすごくないですか?
ついてきてますか?みんなー?
今回もマニアックだ!!


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ココでは国から山で伐採の事業も委託され山から下ろしたものを今度は入札で落札してがんばって製材しているそうです
物凄い良い木はヘリコプターで山から出すそうで3トンくらいならヘリコプターで上がるそうです
価値のあるものはヘリです 高いわけだ!!
こんな最高のひのきで普通に家を建てられたら長持ちすることはまちがいありません
私の言いたいのはココであります 強い家なのです
耐震にこだわるならこんな基本的なことにもこだわろう みなさん!!
あえて見えなくなってしまう部分にこれを使えば例えば
壁の中が夏場熱くなり膨張で木が動いたときなど
木が若くないから安定するのです

数々の木と仕上がりの安定がはかれるのです!!  
重要ですよ!!
今の世の中の無垢の家 希望のお客様には(木を知らんから)
わかります?言っていることが?(えっ?よくわからん?)
今回はもうこういう方はほっときますね・・・
大人なんです!!木曽ひのきは!!
大人の落ち着きが木造には必要なのです今!!
しかし残念なのは世の中にそんなに出回らないという事実
社長さんの話では年間20万本の原木が山から国の計画伐採として下ろされる
1本で3本取れるとして倒される立ち木は6万本位か?
事業を大きくしたいと願っても国有林ですから本数を増やすことはできない
私たちの役目は先ほどの300年先までこの山を守り管理することであると・・・
ですから年間がんばっても20万本なのだ しかないのだ!!
20万本あるじゃん!!といいましてもね?
全国で建てられる木造住宅約80万棟です
一軒に付き100本くらい使います とどうなります?
みなさん!!そうなんです!!
80万件の家の中でたった2000件分しか世に流れてこないのです!!
しかし残念ながら半分の1000件分は契約している会社が買っていくそうで
残りはなんと計算では1000棟分しかないのですが全てが柱の太さがあるわけではないし
大きな家は200本も使います
恐らく年間700棟分くらいでしょうか
少ないねー!!木曽ひのきの柱・・・
価値が分って頂いたでしょうか?
800000分の1700なのだ?
いいものはやはり 極端に少ないものだ
だから大工でも木曽ひのきの特1があることを知っている方も少ない
よく木曽のひのきは見た目柔らかいので大工によっては強度が弱いと見た目で言う方が
いる 社長さんの話でこれは違うと!!きっぱり!!
お宅らの住まいのひのきと木曽のひのきを体力測定をしたら1.5倍いや2倍の強度がある!!
と自信たっぷり
以前工業試験場に持ち込み比べてみたそうだ
年輪が細かいから硬い冬目の数が多いのだ 2倍から3倍だもんね!!
これが本当の100年以上もつ強い家なのだ!!
強いのは当たり前体操だ・・・あたりまえ♪・・・あたりまえ♪ あたりまえたいそ・・・・♪ぉぉぉ・・・
棟梁まじめにやれ!!(だってこんな長いブログなんておもろくなくちゃ 読まないよ普通・・・)

ちなみにこの製材所では日本に1台しかないというオート化された製材機がありました
選別から製材、そして製材した半端もひとりのオペさんで野地板にもう一度製材され
残りは勝手に粉砕され燃料リサイクルに回るという25人かかっていたシステムを1人で行うなど
人件費を抑えられるからこそ木曽ひのきの特1柱なんてのが手軽に実現できるそうだ
どうりで・・・てごろな訳だ・・・
さすがに地元の製材設備とはちがう さすが日本一の場所!!
その後こだわりの乾燥方法をへて仕上げにまわり強度表記と乾燥検査となる
実際強度表示と乾燥検査の行い方見たことある人はそんなにいないのでは?
こんなことも勉強になりました。
今後弊社では出来る限りこの製材所の木曽ひのきの特1柱を標準とできる体制としたい
世に流れてくるルートも細く限られた所に卸しているみたいで
中々数集めるのに大変なことではありますが皆さまの為にがんばります
真似るなよ?地元の同業者!! まねごとはやめよう
ちなみに番外編
丸太に付いているひのきの皮はあっという間に粉砕され福島県で除染の作業にも使われているそうです
こちらでも木を無駄にすることなく半端でもゴミでもリサイクルに回したり活用するシステムが確立されていました。
捨てるものは無いのだ
今回製材の社長様には突然で無理な見学のお願いを聞いていただきまことは
まことに申し訳ありませんでした。
社長さんの熱心で魅力的なお話の数々で写真を撮ることさえもほとんど忘れるほど熱心なお話でありました。
お世話になりました。
本当にありがとうございました。
また紹介して下さいました皆さまにもお世話になりました

その後棟梁親子は木曽ひのきが実際に生えている赤沢自然休憩林へ向かい
木曽ひのきの山を見てきました。
木曽ひのきの山までは きのこの山のその奥のタケノコの里のその奥と書きましたが
そんなもんではない とんでもなく山の中だったことだけ書いて
次回は木曽ひのきの旅④ 感動の最終回です
おたのしみに!!
また次回!!


2015年01月03日

木曽ひのきの旅②

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おはようございます。
正月三日間どんどんお腹に栄養が供給されていきます・・・
どうしましょう? ブログ終わったら作業所で正月恒例の刃物研ぎでもします・・・
さて今朝は木曽ひのきの旅その②です
木曽管材でへぎ板の職人さんを紹介された棟梁
管材で頂いた非常に分かりやすかった(汗)手書きの地図を片手に向かう棟梁・・・
田舎の5分は10キロ位あった・・・
着きました写真は日本でもう2人しかいないというへぎ板職人小林へぎ板店の小林さんです
今目の前で木をまっすぐにきれいにさいている最中です!!

しかしここでいつも大変わかりやすいへぎ板のワンポイントアドバイス!!
大工さんでも中々へぎ板ってなにか?知っている方は少ないのでは?
へぎ板とは木をナタのような刃物で裂いていき挽き割わり1mm以下の薄い板にした板のことであります
直径の4分の1の材料をみかん割りを繰り返し繰り返しわりつづけ4分の1の材料で32枚だったかな?64枚だったかな?に割ったもの
これをべニヤ板の上に色々な編み方がありますが編んでいったものです
巾75mm(2寸5分)くらいの物をへぎ板といい巾90mm(3寸)以上のものは今度は野根板となります
野根板は広いから編みづらいので編むのではなく竿やタルキの上に直接貼っていきます
建具材の腰板などにも使えます
巾の狭いものはへぎ板!!広いものは野根板(のねいた)ということです
二つとも超高級数寄屋建築の天井材として使うことが多く 通常の家にはまず めったに使われていることがないので見たことがある方は少ないかと?
超高いと記憶してます
同じように編んだアジロ板がありますが製造過程がまったくの別物です
アジロはカンナで厚くひいたカンナくずですが・・・
ではへぎ板とアジロ板の違いは・・・?
えっ?前置きが長い?あせるな!!あせるな!!話を聞きなさい!!
おすわり!!餅でも焼いてゆっくりと読もう 正月なんだから  怒るよ?

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ここでなんだ!!ただ木を裂いただけで用はさけるチーズの木製版ね?と思ったアナタ!!
失礼ですよ!! 怒るよ今日は2度も!!次元が違います 似てますが?

小林さんいわくへぎ板にできる木は良質な木材の産地木曽でしても中々用意できる物ではなくなってきているとのこと
どんな木でもまっすぐに裂けるわけではないのだ
超がつくほどの目積みで数百年物のネズコやサワラでないと裂けないそうな・・・
小林さんも名古屋でお父様の代まで営業していたが良質な木がなくなり木を求めて40年ほど
前にココ木曽に引っ越してきたのだとか・・・職人ですね・・・プロだ・・・

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写真は小林さんが裂いたばかりの板です
木が光っておりました
写真ではわかりずらいが棟梁一番驚いたことがココでした。
私はよく柱は鉋で削ると顔が写る位光ると書いていましたし正直!!他の物で木をここまで光らせることは出来ないと思っていました。
どうだ!!と手渡されたへぎ板は顔が写りこむほどに輝き光っていた。
本当だ!!覗き込むと表面にどこかで見覚えのあるいい男が?映り込む...
なんだ俺か?(笑)どうりで.......
木っていうのはな?木のみ木のまま木にさからわず割っていけば木そのものを一切傷めることなく自ら輝かせることができるんですよと・・・・
すごい!!木が何も使わずここまで光り輝いている・・・
よく古い茶室の写真で100年ほど前の茶室に使われたへぎ板天井が金のように輝いているのはこのためだったのだ!!
なんか木がもつ本当の素晴らしさを教わった気がした
木は本当に奥が深いと思う 表面しか見ていないと木に笑われてしまう
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こちらは黒部へぎ板矢羽根網代で編まれた天井板です
こちらの方が輝きが分っていただける写真かと?
かすかに残っている木の繊維と凹凸(おうとつ)がはっきりと出ているでしょう?
木を裂いた証拠ですね!!
鉋で出したアジロ板は平らでこのような自然な凹凸は出ません
厚みも20倍くらい厚みがあるから長く輝く
しかしこんなへぎ板職人も全国に2人ほどになってしまったのだとか
作業場の裏にはこだわりの材料の丸太がすごい量管理され乾燥させてありました
中々材料が取れない中、地元製材所と連携しながら集めているのだとか・・・
もう俺の代でへぎ板は終わり・・・後継者を育ててもそいつが裂ける材料がないからやっていけない
それを俺がよく知っているから弟子はとらないのだとか・・・
実にもったいないが仕方がない話で終わるのももったいなく感じた

棟梁へぎ板はとんでもなく高いと知っておりましたので
ココで一枚当たりの金額を伺ってみた・・・・
これぐらいですと見せていただいた資料には驚く金額が・・・
これなら普通の家にもなんとか使って行ける範囲ではないだろうか?
僕が勝手に思う範囲の話だと思って聞いてください
このような材料は数寄屋建築というとても高級でごく限られた人の住まい用って世の中みて取られている
正直スーパーお金持ちの所有物である。
金に糸目をつけない所もあるでしょう
世の中にそんなにないとか、もう世の中にない材料と言われればいくら出してでもほしくなる
言葉は悪いが金モ!!の習性であり 成功者だから出来る仕方がない世界
またこういう方もなくてはならないのも事実だ
ココに目をつけたのがココで仕入れた京都?あたりの問屋たちではないだろうか?
まぁ?たしかに年に何枚も出る商品ではないでしょうから仕入れの2倍やそこらで出すのは商売としてはしょうがないことかもしれないが
僕の知るかぎりここの5倍くらいで世の中取引されているようだ
足元見すぎじゃね?京都あたりの問屋さん?
小林さんにこの話を伝えると 仕方ない僕は裏方であり黒子な存在でなくてはならない人間だから・・・
という言葉が印象に残りました。
しかしこのような素晴らしい材料で家を建てられればお客様もうれしいと思う
職人としてそれが何よりもうれしいこと
もっとへぎ板や野根板を少し余分にだせれば使える物に出来ないか?思った次第です
次回からの住まいにはお客様にも伝えOKが出れば和室なんかに使いたい
待っていただいているお客様?気に行ったなら僕に声かけてみてください。
古くなればなっただけ輝く素材、これぞ経年美!!素晴らしい!!

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最後に小林さんがどれくらい職人の中の職人なのか分っていただける写真です
なんと!!自分の家の壁まで編んじゃってますから~~ぁ!!(笑い)
日本でただ一つのへぎ板の家ですね(笑い)
尚ここは小林さんの作ったへぎ板が体感できるショールームです
そうはいっても小林さん!!しっかりホームページもあり先日はNHKでも紹介されるなどへぎ板の魅力を伝える活動も行っています。
TV放送の次の日に神奈川の数寄屋大工が昨日の放送を見たと飛んで来たそうな!!


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数寄屋建築の大工さん!!
是非!!黒部のへぎ板はここ小林へぎ板店へ!!直接頼もう!!
しっかり一本木取りで色合わせもばっちりしてくれて市松網代や亀甲網代も市価より大変
リーズナブルな金額で提供してくれることを棟梁 勝手ですが書いてしまいます!!
一度小林へぎ板店で検索してみてください。
小林さんには突然無理な訪問でお茶とお土産にサンプル数枚まで頂きまして大変ありがとうございました。
この話やサンプルはお客様にも見ていただき使用出来るときはまたお願いしますね!!
もうそちらは雪もふり大変寒さも厳しいとは思いますがお体にはお気をつけてください
私も木に対する見方が変わりましたし大変な
勉強になりました 本当にありがとうございました。
また上松(あげまつだよ)に行くことがありましたら寄らせてください
ありがとうございました。

その後棟梁親子は木曽を40キロも南下・・・
うちの柱はすべて木曽ひのき化できるようにと今回のメインである木曽の製材所に向かったのであります。
次回はすごいぞ!!これが木曽ひのきの柱!!
木曽ひのきのこだわりをお伝えします
お楽しみに!!
また次回!!

2015年01月02日

木曽ひのきの旅①

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おはようございます!!
みなさまお正月どのようにお過ごしでしょうか?
ウエストも順調に膨らんできておりますが・・・85.5mm?
さて!!そういえばのびのびになっていました11月に行きました長野県木曽への旅
今日から暇なので木曽ひのきの取り組みや木曽ひのきの魅力を現地調査だからできる話を書きます
朝5時富士市を出発した棟梁とうちのおやじ・・・
ぶっ飛ばすこと4時間半・・・着きました長野県木曽上松町(あげまつと読みます)
写真の場所は木曽の材料が一同に集まる木曽管材市売です
木曽管材に月に数回木曽ひのきを扱う製材所が材料を持ち込み全国から買いに来た問屋さんが買っていく場所
2年前秋田県能代に秋田杉を見に行った時と同じシステムですね!!
ありましたありました木曽ひのきの化粧柱・・・
木曽ひのきと簡単に書くが樹齢300年以上の物から製材したものを天然木曽ひのきと書きそれ以下は
木曽ひのきと書きますのでご注意ください。
写真は天然木曽ひのきの柱です木目が細かすぎて木目がうつりこみません!!
樹齢300年の大きな木から製材しますのでこれくらいの小さいサイズの柱は4面のうち2面が板目
もう2面は柾目になっています。
ようは芯去り取り挽きになっています
素人の方?言っていることがよくわからないですって? 
いいんです!!素人なんだから・・・

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ここにはいろんな寸法の材料がゴロゴロしておりました、この日は市日ではなかったので材料は少なめ
でしたが中には写真のような300角8mの化粧通し柱なんてのもたくさんありました。

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中にはこんな小さな材料が・・・・
なにか分りますか?皆さんには?
建築材?でしょうか?
違います!!
秋田に行った時もありましたがこれらは冠婚葬祭屋さんが買っていきます
箸や結婚式の引き出物の箱になったり表札になったりします
有名木産地には建築ではこっぱで捨ててしまうような部分でも昔から捨てることなくルートが確立されて
いるものです(のちに見学に行きました製材所ではこのことを痛いほど感じましたが)
無駄にしない・・・勉強になります・・・

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こちらは富士市ではあまり見ることが少ないコウヤマキという木です
たしか木曽で有名な木5本である木曽五木だったかと思います。
独特な香りの木です
私も保管している木曽ねずこ柾板とおんなじで富士市では大変珍しい木ではあります
トガやネズコ、コウヤマキと大変マニアックな木です 
これらの木はお金持ちの家には使われていたりするのであまり世にでないです 数も少ないです
いやーありますね木曽管材には木曽ひのきがたくさん・・・
実際に買おうと思ったら100万円なんてすぐなくなります・・・1000万円単位で持っていかないと・・・
くわばらくわばら・・・私のような庶民大工の来るところではありませんでした・・・
事務所内の木曽ひのきSRにご案内されて天井を見ているとあるものに気がついた棟梁・・・
天井に貼られていたのはアジロに組まれたへぎ板だ・・・
あのーこれって黒部へぎ板ではないですかと訪ねたところ担当者さんがそうですよとのこと
まさかこの辺で作っているのですかと訪ねたところ 
なんと!!ここから5分の所で作っているとのこと!!
おぉぉおおおおおぉ!!なんと黒部のへぎ板がここ上松で!!’(あげまつですよ)
さっそく ずうずうしく制作している方に見学許可が取れるか連絡してもらいました
黒部というのは黒部という木ではありません 黒部ダムとも関係ありません
この辺で言う先ほど書いた木曽ねずこのこと  地元ではネズコを黒っぽいから黒部といいます
ちなみに青森では有名な青森ヒバはこの辺では明日ひのきになろうとする木という意味で アスナロといいます ひのきに似ていますからねひばは  
でもね木曽ではよほど大きくないとヒバは間伐で切られて倒されてしまうそうです・・・
ここで予定変更で黒部へぎ板を見に行くことになった棟梁・・・
黒部へぎ板ってねたくさんあるアジロに組まれた天井材の中でみょーに高い材料であります
主に和風の家の上をいく存在 数寄屋建築の家に使われることから
1枚3×6(畳1枚)サイズで高いところで
お値段なんと1枚10万円!!坪20万円もする ほとんど ぼったくりもいい加減にしろ!!といいたい
材料であります
しかしこれがですね!!いかに 世の中問屋のぼったくりだったかということが後に判明することに・・
次回は上松(あげまつだよ)で出会った小林さんとの出会いを書きます
数寄屋建築の大工さん!!これを読めばもう問屋に黒部でボラれないですみますよ!!
必見です!!
しかし!!残念ながら時間が来たので
つづく!!
また次回!!

2015年01月01日

新年のご挨拶

みなさま新年明けましておめでとうございます
棟梁数年ぶりに自宅での年明けとなりました
毎年新潟のスキー場での年明けでしたか今年は自宅での年明け、食べ過ぎに気をつけています
スキーしたかったなー?
初老ですから?あと何年出来るのでしょうか?
新年の冗談はさておき!!
今年も一件一件手間暇かけた家を住みやすく癒される建築をお客様に納めていきたいと思いますのでよろしくお願いします
新年6日までゆっくり休みたいと思います
本年もよろしくお願いします
平成27年元旦
また次回!!

プロフィール

小笠原紀和 大工暦18年

小笠原紀和

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