施主様と初めてお会いして完成まで2年かかったお宅。定年となり数年、住みやすい家にしたいという声に、高気密・高断熱の家のご提案をさせていただきました。各部屋の温度差の少ない家は、施主様の体にやさしい家になるはずです。
入母屋で外断熱構造は困難を極めましたが、「なんとか」という声に、徹夜で考え完成したナミダモノの家です。リビングには、奈良吉野産のひのき梁に東北の銘木青森ヒバの竿。天井板には、秋田杉の一枚板張り。気がつけば日本全国の銘木が揃っていました。
玄関もお客様が来たときに座ることができるように、珍しい式台を取り入れ皆にやさしい住まいにしました。
最終的に施主様に「こういう仕事ができる大工が少なくなるなか、よくやってくれて大変満足でした。次の世代にも手仕事のよさを残して欲しい。応援していますよ」という声をいただき、感動してしまいました。
一戸建て・新築
奈良吉野ひのき梁のある外断熱入母屋の家
富士市K邸