「今はやりの家ではなく、シンプルな家でいい」
定年退職後、農業に転職されるお施主さまの「畑と共に暮らしたい」という声に耳を傾け完成した住まいは、あたり一面いちじく畑に囲まれたのどかな場所。建築中は朝取りのいちじくをおいしくいただきました。
雨風の強い日、天候により農作業を行えない日も、リビングからいつでも畑を見守ることができる。朝早くからの畑仕事も奥様の家事との両立ができるように、畑側に大きな出入り口用掃き出し窓を設け、忙しい家事動線を一直線に行えるように設計しました。
内部は来客を迎える玄関を和の落ち着いた空間に。たまにやってくる孫たちが遊びにきた時、家族みんなで過ごせる時間を楽しめるようにLDKの広さにもこだわりました。
「またおじいちゃんとおばあちゃんのところに遊びにいきたい」。そんなお孫さんたちの声が聞こえてきそうな畑と家族のことを大切に考えた住まいが完成しました。
一戸建て・新築
いちじく畑と共に暮らす家
富士宮市I邸