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広く整備された敷地に建つ数奇屋建築

富士市N邸

今流行の洋風建築か和風建築か悩まれたお施主さまでしたが、経年美の楽しめる数奇屋建築を選択されました。
でも数奇屋建築って高さを低く造るから各部屋が暗くなる所を改善してほしいとの声に、通常より長めの柱とすることで南側に下屋根(庇)をつけても日差しが入るように提案。
正直背の高い数奇屋は各部のバランスを決めるのに苦労も多々ありましたが、ベストバランスに仕上がりました。
下屋根には、本場京都北山より直送16mの化粧桁を使用し、丸太を納めていく大工らしい仕事でお客様のこだわりにお応えしました。
玄関は、下駄箱を作らない内玄関設計。玄関土間より直接入れる広縁はちょっとしたお客様を迎えるためのスペース。実はここから眺める下屋根は、まるで高級旅館にいるよう。和風建築が減る中、このような住まいを手がけられたことに感謝し、この多くの経験を次世代の職人へ。
非力ながら伝承していければと思います。

 

 

建物名富士市N邸
1F面積41.39坪
2F面積23.92坪
合計面積65.31坪
着工平成21年1月
完成平成21年9月
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