ビルトインガレージのある家、今日から建てはじめました。
朝早くから作業し、今日は2階の桁が組み終わり明日は屋根作業です。
今日の小さなこだわりは2階床面です、今回の建物は2階床組みを909間隔で桁を組み、28ミリ合板を桁上に張ります。
この普通より厚めの28ミリ合板(普通は12mm)設計上は909cmの間に根太を必要としないタイプなのですが、長期荷重を考えるとネダレスは少し不安だし太鼓のようになるので、2階の床を歩くとポコポコと太鼓のような音がします、実際にフロアーの色によっては909間隔がマスのように(6帖だと12マス)わずかにたれている所を見たことがあります。
今日も初めて来たお手伝いの職人さんに大工さんなんでこの木(ネダ)入れるの?ほか色々手伝いに行くけど初めて観たよ!とのこと、うちの親父さんに訳を説明されてなるほどと、納得していました。
桁に掘り込みを入れ、ネダ材を入れても2万円もかからないでできるので、必ず根太は中1本入れます。 ちいさな大工のこだわりですが歩く音も違うし長期にわたり安心、素人は気が付かないですが大事な作業です。
しかし建前作業は気も張るし、大きなカナズチや餅つきのきねのようなカケヤを振り回すので疲れますね。
おかげで餅つきのシーズンになるとアンタがついた方が早いし臼が壊れるくらいについてくれるから餅がうまい!!と好評!!あちこちから指名されます。
最高1日で25臼が私の記録です。 あのころは若かった・・・・・・
次回は筋交いの話をお知らせします。
明日は上棟
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