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階段の刻みと墨付け

IMG_1965.JPG
こんばんは!!火曜日午後から階段の墨付けを始めた棟梁
今回もひのきの無垢の階段
ひのきや杉材で作ると階段の上り下りの時ひざにやさしい感触が得られると思う
やわらかい感じがする
写真をみて気がついた方がいるだろうか?
墨付けしながら木の節を避けて墨をしているのがわかるだろうか?
木を使い使いこなすとよく書くがこういうことでもある
この板は階段の左右の板です
半分は室内側に表しで表面が出ますが半分は見えなくなってしまう
見えなくなる方に節が入るように源板加工の時からこの辺だろうと先を読みながら長さと節の位置を
よんでいる
無垢材は節や木の割れなど色々な条件をクリアさせやっと現場で造作工事まで持っていける
では棟梁!!節の無い板でやればいいじゃん!!って話になるだろう・・・
大工仕事を勘違いしている人は多い
こういう使い方が出来て大工なのです・・・間違えないでほしい
人工的な積層材ばかり使っていると、こういう考えが出来なくなるから注意したい
IMG_1967.JPG
墨を付けた材料をノミで加工してご覧のように材料が入る溝が完成しました
機械加工の階段プレカットはこの状態で運ばれてくるから大工は床に付く一番下を切るだけ
で階段が付いて行く
では階段の割り付けをどうして行うのか?
階段材の用意の仕方は?
まわり階段の求め方は?
これがわからない大工さんは最近きわめて多い
今の時代プレカットに任せば何でもできるが最初から最後まで出来ない
プレカットのように工事過程の真ん中から支給されて最後までしか知らないからだ
IMG_1963.JPG
加工前の墨の状態です
割り付け~墨付け~加工まで2時間以内です
こうして階段の作業が先に進みます
ひとまず
また次回!!

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