こんにちは!!
今週から次の家の住まいの造作材を加工しています
造作材とは窓枠や天井と壁の境に付ける廻りぶちなどをいいます
近年の建材の家では、これら造作材は建材工場で作られた人工物で作ることが
多いですが、小笠原建築では無垢材(今回はひのき)で今でも手作り!!
写真は廻りぶちと巾木です
今回は60坪超えの大きな家なのでかなりの本数でした
合計150本くらいあるかな?
これらに壁が入る溝を付いて、カンナで仕上げて面を取って完成です
こちらは窓枠です
窓周りに取りつけます。
最近これら窓枠が無い家、廻りぶちが無い家、究極な所ではなんと!
巾木が無い家が多くなりました
デザインと言われればデザインですが、これらいわゆる見切り材と言われる
パーツには意味があるから、無しにするのであればそれなりの対策は必要だと思います
私は壁は構造面、天井と床は造作面である以上、力の伝わり方、力のかかり方が
違うのだから、巾木等はデザイン的にはなくすことですっきりしますが
ないことで数年で境目に亀裂が入ることは間違いないと思いますが?
考えが古いのでしょうか?
窓枠だけでも4m材で45枚もありました
切りだして200枚ほどになりました
これからカンナで仕上げます。
造作材加工はまだまだ色々なパーツがあるので
当分続きます
今日は天井材の削り作業です
一日中加工していますと、体中ひのきの香りがします
おかげでオヤジ臭が消せてよいですよ!!笑い
木香る棟梁です!!
また次回!!
造作材加工しています
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