こんにちは!!
お正月休みも31日からはじまり、1月3日も過ぎますと、体がなんとなくムズムズしてきます。
職人って昔からあまり休みが得意ではないから、動いていないとね?
あまり家でゴロゴロも太るだけ・・・中年は連休が太るきっかけになるから怖い・・
なので4日は蕎麦打ち台を作ることにした棟梁
昨年の大晦日は6時間かけて蕎麦を打ちをおこないました
20数名分の蕎麦を打ったのですが、もうくたくたになりましたよ!!
蕎麦屋は体力を使いますね!!
今回の蕎麦打ち台は、棟梁の専用蕎麦打ち台です
材料はなるべく軽くて持ち運べるようにと思って、軽めの材料さわら材の柾板を使いました
サワラ材は水に強く、浴槽なんかに使われる木です
900×1000の台にしたいので柾板を6枚使い貼り合わせます。
貼り合わせの板の中に隠しメチを入れてボンドで貼り合わせ、万力で一日締め付けておく
なんだかんだ半日以上ここまでかかりました
初仕事?なので2時におしまい
5日は朝からボンドも乾いたので今度は鉋かけです
柾目なので削りやすく、削るといい香りがしてきました。
う~んきれいな仕上がり!!かんなかけっていつでも木を輝かせる!!
サンダ―仕上げ(紙やすり)には出来ない仕上がり
台の裏側に反り止め材を付けて完成!!
ビシッとした仕上がりになりました。
鉋かけした台が本当に輝いています!!
表面もツルツルです。
結局2日かかった蕎麦打ち台制作作業!!
初仕事にはちょうど良かったかな?
今までこの1年は5mmのシナベニヤで蕎麦打ちしていたのですが、5mmしかないので
そろそろ反りが出てきていて、うまくいかないこともありましたので
これならより伸ばす作業が楽になり、より正確に平らに蕎麦を伸ばすことが出来そうです
その後、蕎麦切り台にも改良を加えてみました。
実は棟梁今、蕎麦つながりで1000×1400の脚付きの大きな蕎麦打ち台制作を頼まれている
この台はお店用の設置台なので業務用です完全な!!
この台の厚みはひのきの柾60mmで200mmくらいの柾板を使った高級品
棟梁の台は33mm・・・これでも市販品より厚みがあるのですが
60mmくらいに仕上がる柾ひのき材とはすごい材料では?
びくともしないからね!!
テーブルとドッキングさせるのでほとんど家具ですねもう
こちらはお店の開店に間に合わないので、現代の名工、褒章受章者でおられる
ウッドクラフトゴトウさんに制作を依頼しました。
現代の名工が作る蕎麦打ち台・・・・なんて高級な・・・レアです
良い台が出来てくると思います
蕎麦台のお客様!なるべく早く仕上げますのでもうしばらくお待ちくださいね
また次回!!