毎日通う平屋の家までの道、気になる川のポイントがあります。
この川毎日見ていると朝と夕方ではまた違う表情いや景色?をしている。
今日は朝少し霧が出ていて雰囲気があったので車から一枚パチリ
うっすらと出た霧にだんだん濃くなってきた木の葉、普段より少し多い川の水
毎日見ている景色だから多少の違いも気がつくようになるものですね?
平屋の家も毎日少しずつ工事も進み、今日は天井、明日は床と完成に向け毎日違う表情になっていきます。
現在に進行状況は65%といったところでしょうか。
造作工事も進み今日の川の表情に負けない位いい味出てきました。
川は表情は自然が作り出したもの、とてもかないませんが
家は大工が造っている、作り手によって同じ間取りの部屋でも雰囲気が違う
のですよ
私は常に各材料の寸法(サイズ)にこだわりつづけています。
線を細くすっきり見せる究極のサイズにチャレンジしている
買ってきた材料寸面を最小限けずって仕上げて はいっ!!取り付けなんてしない、 これだと小学校時代の前ならえになってしまう 列を乱すのか?
前回の現場より今回の現場はここをあと数ミリ細く・・・。。と答えはいつになったら出てくるのか?
皆さんには、いわなければ分からないことですが 道は長い・・・・・
自然界が偶然作り上げた景色のように自然体がいちばん 感じたときが その部屋に一番の寸面・・・・・・・ナカナカ難しい ここまでくると 怪しい人?
今回は特に天井の竿の部分にこだわった 天井板の表情と過去最高の細さに設定した竿とのバランスが私なりですがピタリと来た!! きたぁーーーー!!といいたいトコですがあと2ミリいけるのでは まだまだ 精進あるのみ 道は長い 天竺はまだ見えぬ気分です
明日はオヤジさんが天井を貼ってくれる 続きの間なので 全体のバランスが楽しみ 私は明日からもうひとつの和室に入る 今回の和室には以前お知らせしたあの木を使う いびつな形が作り出す表情 完成が楽しみ 細い横の線が出るでしょうか
和造作もいよいよ乗ってきたあと1ヶ月半 集中力が乱れないように がんばります
次回もまた見てください。
ときどきご意見をいただく関西のS様 昨日もメール着ております ありがとうございます。
廊下の工事は来週になるのでお楽しみに。
ほかにも読んでくれている方 感想待っています よろしく
自然がつくる景色
- 棟梁の日記(大工の住宅建築)
- コメント: 1
↓これこれ、これを待っていました。あの木が一体どうやって再生するのか、新しい息吹を、新しい生命をどのように棟梁にもらうのか。
期待しております。
>今回の和室には以前お知らせしたあの木を使う いびつな形が作り出す表情 完成が楽しみ 細い横の線が出るでしょうか