こんにちは!!
日光の旅その5です。
眠り猫をくぐり200段の石の階段で家康公の墓へ向かいました。
久能山東照宮と同じ形をした家康公の分骨したと言われる墓です
凛としています。
見るたびに先人たちのセンスの良さを感じます。
ブログも今回で偶然にも1100回!!
家康公のお力を借りましてこれからもがんばります。
石の階段を上っていますとあることに気が付いた。
あれ?この石の手すりの縦格子どうして石に刺したのか?
斜めだし?・・・・・・・・・・・・
よーく見ると一体ではないか!!
なんとこの縦格子、一枚の大きな石をこの形にくりぬき2m間隔に繋いであるではないか!!
なんということでしょう!!
土台、縦格子、傘木が一枚の石くりぬき・・・・・・・・・・
無論手ではつりながら作ったのしょう!!
そこまでするか?
栃木は大谷石の産地ですが大谷石か?これ?
足で踏む巾9尺ほどの段板も、一枚の石で同じ高さの階段に仕上げてある
静岡久能山の階段は不均等間隔で登りづらい
すごい仕事をしてある・・・・・・・・・・・
しかし誰も気が付かないから次男にも教える・・・・
また、へ~ぇ!ふ~んである 笑い
この苦労を大人になってから気が付いてほしいですね!!
手すりをじっくりと見ているのは俺だけでしたので
あやしい人でした。
本殿を石の階段から見た所です
その後、本殿で将軍着座の間の2重折り上げ格子天井をみる
格式の高い将軍の座る間なのだとか
私も、もう一度家を建てたら自分の部屋の天井は2重にしてみようかな?
建築屋なので色々と楽しめた東照宮でした。
建物の造作は必ず理由があって作られていることを改めて知る
日光の旅でした。
大きな杉の大木も見れたし、大きな力を頂いた2日間でした。
2日目は宇都宮で300件ある餃子の店の食べ歩きでした。
これの話は
また次回!!
祝1100回で家康公
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