こんにちは!
奈良話しも3回目です
街並みを見ながら、たどり着いたのが東大寺でした。
桜が満開でとても良いタイミングでした。
まずは大仏様にご挨拶
ココは中学の修学旅行以来、30年ぶりでした。
しかし奈良のお寺の材料は、どこもすばらしい材料だらけで、
昔はこんなに良い材料が
豊富にあったんだろうな~と思いながら大仏様の裏側へ・・・
こんな物がありました
東大寺の柱です、修復で切った物らしいです。
見えますか?この木目、材料は杉ですね!!
現在でも細かい木目の木はたくさんあります、
その中に笹木(ささもく)と言われる細かい木目の物は
九州地方で比較的取れるのですが、笹木でも立派な木何だけど
この時代の木目は笹木の上を行く、うずら木目、通称うずら木!!
鳥のうずらの羽に似ているからこう言われるのですが、
うずら木ってまず見ない!!杉としては超一級の材料!!
この木目に近い材料でした
ほとんどうずらと言ってもいいと思いますが!!
いいものを見た・・・他の人はだーれも見ないけどね・・・汗・・・
それもそのはず、写真のように年輪も細かく
数千年の樹齢のように見えました
どれもこれも、みんなこんな木ばかりでした。
しかしこんな柱どこから出してきて、どうやって建てたのか?
出してきた山はおそらく高野山?付近では?
昔の職人さんに脱帽の奈良の見学の旅でした。
みなさんもこんな、うずら木の大黒柱で家を建てますか?
1本数千万円か?
1本いっとく?
また次回!!
東大寺

- 棟梁の日記(大工の住宅建築)
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