こんにちは!!
現場は断熱吹き付け工事が終わりました。
今回は吹き付け断熱による施工です
気密を取るために床にも吹き付けを施工していますので床用の形成断熱よりもすき間が無く
より気密の取れる断熱施工になります
さて断熱ですが、ただ入っていればいいのでしょうか?
断熱材には性能や厚みがさまざまありますよ?
あまり知られていないことですが断熱が劣化して行く劣化性能って言葉もあります
最高等級の断熱を入れておけばいいのか?数年後にガスが抜けて性能が2ランク落ちてしまう
なんてこともあるのです。
今日の話は断熱の厚みにしましょうか?
まずは床です根太部分すれすれから約15mm~20下がりで断熱材があります
根だの厚みが60mmあります
根太の下にある大引き材の上場60mm下がりあたりから
断熱が吹けるようにシート貼りしてありますから大体断熱の厚みが熱い所で120mmあります
薄いといころで100mmほどでしょうか?
形成断熱は約45mm~40mmが主流です
実に倍以上の厚みになります
断熱性能4を取るつもりなら50mmもあれば通過出来たと思います
次に壁です
柱は105mmありますからマイナス15mm~20mmで約100mm近い断熱材が施工されている
ことになります
こちらも性能4取ろうと思うならたしか50mmもあれば良かったかな?
こちらも倍の施工です
少しだけ写っていますが天井も180mmの桁が隠れています
まぁ?平均120~150mmは施工されています
断熱性能4ぎりぎりの厚みが施工されていればいいのでしょうか?
断熱材が入っていればいい!!のではありません
断熱には性能や厚み、密度など色々な検討課題があります
ゆとりを持った断熱施工でありたいですよね!!
あと一番大事なのは断熱の外側の通気の問題
意外と通気を設けない業者多いけど、非常に危ないこと
通気がないとやばいよー!!
いまの建築って昔の倍以上の施工内容になりましたが、弊社では省エネ住宅を作って
もう10年になります
省エネ性と木を使った快適性と健康に暮らせるこだわりでこれからも家造り応援します
わかりずらい説明でしたが?断熱って入っていればいいのか?
今日の話はよく考えて参考にしてください
また次回!!
断熱工事終了
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