おはようございます
ブログも数回で800回を迎えます
来年度新規ブログへ移行開設の予定でいま動いています
今しばらくお待ちください
さて現場ですが腰痛にむち打ちはじめた床貼り
今回はナラ材の無垢特Aフロアー仕様であります
無垢の床は硬いですから写真のブラッドネイル専用釘打ち機械で打ちこみます
合板フロアーならもっときゃしゃな機械で簡単に打ち込めます
さらに無垢材は釘とボンドが特別品なのだ・・・・
そんな床貼り作業実は貼り方次第で床材を活かすか殺すかが決まることは
あまり知られていないだろう?
同じ材料でも手間をかけた貼り方とそうではない簡単な貼り方と数種類ある
この貼り方次第でずいぶんと部屋のイメージが変わる
出来てしまえば気がつかないだろうが本当は仕上がりが違う
どちらの方法で施工しても何の問題もないが施工人の
気持ちの問題である
尚合板フロアーは無垢の床の巾の3,3倍あるので貼りこむのに楽
無垢の床は合板の床貼り作業の3倍以上かかるのである
合板フロアーは手間かけない方向で貼ったほうがきれいである 笑い
床の貼り方は
和式貼りと洋式貼りと大きく分けて2種類ある
その他朝鮮貼りや乱尺貼りなど特殊な貼り方も地域によっての貼り方がある
その部屋の特徴に合わせ貼り方は決める
今回の現場は手間のかかる方向で貼り始めた棟梁
違いはたぶん素人には並べて比べなければわからないだろう?
もうひとつの貼り方と比べると今回の式の方が洋風には向いている
貼る材料が和材か?洋材か?
またまた部屋が和室か?洋室か?でも違う
以前見に行った現場では洋風の部屋に和貼りであった
施工した大工さんにどうしてか?聞いた所
めんどうだったから・・・監督が嫌いだから・・・・とのこと・・・汗
気持ちはわからなくもないが・・・・
そう手間のかかる貼り方ですから・・・めんどうくさいのだ・・・
今回の家だとオール無垢なので貼る数なんと1000枚ほどある
これすべてに手間のかかる貼り方だと大変な作業である
並べておいて同寸で切る簡単な方向で貼れれば作業も早い
早く現場が終わる・・・
まぁ?ここはこうしなくてはいけないと言うことはないから、作業人の好きにすれば
いいことであるが、貼り訳は理屈と知識として持っていたい
建築とはいつも!!
あくまで手間をかけ遠回りした分だけ、いいものに仕上がるということだけはおぼえておいて
頂きたい!!
ただ!!のろまで作業に時間がかかってしまいましたは、時間がかかっただけである
洋風フロアーでいちばんきれいな仕上がりは乱尺フロアーの乱貼り式ではないだろうかと
自分は思います?
超!!面倒くさい貼り方ではあります・・・・あまりないですが・・・・きれいです
先日の静岡現場LDKがそうでした
乱尺フロアーあまりみませんがね・・・最近は・・・
今回は材質の物がいい!!
特A仕様だったから余計素敵なナラの無垢の床である
無垢はそのときそのときでいいものもあれば仕入れたら普通の時もある
同じグレードでも会社によって選別が違うから(考え方が違う)
なるべく信用できる会社の物を仕入れる
長年の仕入れ知識が物を言う
たまにしか現場がない方、数年に1件しか自分で施工しないなんていうと
こういう仕入れ方を知らないだろう
同じ値段でいいものを仕入れられたら いい物の方がいい
こういうルート開拓はこの10数年地道に行っている
人と話す=つながりができる 仕入れの基本だ
私は無垢材床は輸業者から問屋は通さず買うルート開拓がある
建築は同じではないとよく書くが、続けて家を建てているというからには
他とは違う差別化できる知識とつながりができるものである。
申し訳ないがこういう見えない部分が他とは違うと思っている
なのでこんな無垢の家がお安く建てられるのである
さて床貼りもあと1日くらいで2階が終わる
来週は1階を貼る
ずいぶん広い部屋なので・・・・動きが大変
ココまで書いて1階は内緒で簡単な貼り方で
攻めたら怒りますぅ?お客様・・・・汗
まじめにやっときます
あと500枚だろうか?
また次回!!
床の貼り方ひとつで!!
- 棟梁の日記(大工の住宅建築)
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