先週から制作していた杉板の羽目板制作終わりました
週明けから接合部である上下のシャクリを入れて
合いシャクリと言われる接合部を完成させる
350枚の板を半分に挽き割りましたから、700枚あります
接合部は上下ありますからシャクリ加工は2倍の1400カ所!!
正直1400あると・・・あきてきますね・・・単純作業って・・・汗
シャクリ終わると完成です
このように接合部を、合シャクリ目透かし仕上げとしました
とにかく今回は枚数が半端でなく多かった
山ですやま!!
1人でやったので3日ほどかかりました
削った後に出る、おがくずも2トン車1台分もでました
おかげで、おがくずを農家まで運搬・・・
加工があると、おがくずの処分先まで連携していないと大変なことになる
現代の大工はこのような加工はしません
建材や材木屋から、加工してある材料を買い 取り付けるだけなんだけど
こんな仕事だけしていれば、おがくずの処分先を探す手間もいらない
正直・・このようなみえてこない苦労もあるんです!!加工って・・・汗
こんな広い板だった今回の羽目板
半分にすることで表情が落ち着き、木の表情が変わったのが分かりますか?
木を使う、木を使いこなすのが大工です
ひと手間加えれば、どんな木でも生かすことができます!!
そのためには木と接する時間をいかに多く出来るかです
この時間から木から感覚や木目についてや木目の使い方、木目が語る木のクセ等が学べます
手刻みが少なくなった現代の大工仕事
せめて内装の造作材の加工文化くらいは、次の世代に残さねば木を知れません
素人と差がありませんこれでは!!
こんな羽目板制作終了で次の加工中に
大問題がおきた!!
それはまた
次回!!