こんにちは!!
23日は朝から先週解体が終わった現場で地鎮祭です
上棟は6月か5月か?
おまけで階段のお話をもうひとつ書きます
写真の節板のひのき材
階段の横板に使います
なんだ!!棟梁踏み板の段板は無節で横はこんな節板かよ!!
と思ったアナタ!!甘いな・・・・
節をさけて階段の墨付けを行う!!
こういう仕事こそ大工の仕事である
節のない板で無節に見せる仕事で造れば馬鹿でも出来る仕事
現在の人工材の建材でばかり造っていると木を生かす知恵が伴ってこない
写真のように溝より奥は節は見えなくなる所に来るように墨付け
仕上がれば節が無い板に見えます
木を生かす木を読む・・・・これが大工です!!
かえって節板の方が木の中側ですからこうしてみますと?
木味と言われるなんといいますか?
木の良さは色といい目つまりといい!!
かえって良い材料だったりする
さすがに寸法がありますからどうしても出てしまう節はありますが
こういう時はどうするか?
出す節とこれは出さない方がよい節を決め、出さない方が良い節を基準に決め墨付け
出てしまう節は目線的に目立たない所に行くようにさらに煮詰めます
これらは手仕事で階段加工ができないようでは出来ない仕事です
大工なら大したことではないが、こういう仕事の繰り返しで家は出来ています
いい意味で!!
倒された木を一番良い表情で設置してあげるのが大工の仕事
しかしこれはは木の特徴、木の性格も知らないといけない
大工はただ漠然と木を取り付けているのではないのですよー
おまけの話でした
また次回!!
おまけ
- 棟梁の日記(大工の住宅建築)
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