「限られた予算の中で、高価な数奇屋建築の技術を取り入れたコンパクトな和の家に住みたい」。
そんな声に耳を傾け、試行錯誤を重ね、無駄のない上下設計とすることで費用を抑え、建築的効率と耐震性の二つを高めることに成功。
外観には、数奇屋建築に用いる鷹タルキ(丸太)、ほんのりむくり破風付き屋根を取り入れ、木部がみせる日本建築の美を現代的にウォールナット色(茶系色)で表現。
今回も、高気密・高断熱工法を取り入れ、四季を通し、体に負担をかけない過ごしやすい住まいは、私どもが提案するこれからの和の家の理想のスタイルといえることが出来ます。
家族の集まるLDKにこそ収納力をという声にも、出窓下を利用したコンパクトな引き出し付き収納を設置することで、リビングに無駄なものを置かず広々と使えます。
施主様の1番のこだわりがリビングの素材選び。使用したのは東北の青森ひば。
香りが強く天然の抗菌作用に優れ、めったに流通してこない東北最強の銘木です。
天然の木を多く取り入れ、予算内で仕上げた今回の住まいは、1才のお子様と施主様にも大変よろこんでいただけたことと思います。
一戸建て・新築
まちや風の家
富士市K邸