おはようございます
ひまなGWですが、職人として暇な時にしかできないことがある
それが痛んだ大工道具の手入れだ
今回はカンナの手入れのほかに、玄翁の手入れをおこなう
GW2日前にひつ穴付近で折れてしまった玄翁の柄・・・
建前直後はこの100匁の重さが重宝するので直しておきたい
前に玄翁には2種類の作り方があることを書いたが、これは安い方の全鋼の玄翁
玄翁名人、新潟三条の正行(まさつら)作 全鋼100匁
焼き入れが良いから使っていて本当に釘が良く入る
しかし!!もう一つある鋼付け玄翁と今回柄を変えた玄翁とでは
あきらかに差がある
それが今回折れた柄だ!!(木の部分)
今回の全鋼は使い始めてまだ1年2カ月ほど、鋼付き玄翁は使い始めてもう20年ほどに
なりますが、一度も柄が折れたことがない
ゆるむので、その都度押し込み柄が短くなるから変えることはあるのですが
不思議と柄が折れたことがないのだ!!
さすが!!鋼付き玄翁!!
この違いは柄を取り替える手間だけではない
打っていてあきらかに腕に肘に優しい打撃なんです!!
40歳過ぎたら大工職人なら、鋼付がいいですよ!!
お高いですが・・・・
大工道具のメンテナンスもできた
GWでした
また次回!!