こんにちは!!
先週上棟しました家の断熱工事まであと数日を残し早く準備が出来たので少し時間が出来た
このまま内装の造作材を加工してもいいのですが、いつか作ろうと思っていた事務所の打ち合わせ
テーブル制作・・・ずっとそのままになっていたし・・今しかないと制作開始!!
これがまた化け物サイズなんです
材料は天然秋田杉の長さ2.2m×幅1200×厚み100mmとものすごい一枚板
樹齢はおそらく400年生くらいだろうか?
秋田杉だと成長遅いから450年くらいだろうか?
徳川家康が活躍していたころ芽がでた木ということだろうか?
とんでもない歴史を見てきた木ですよね?
まずは木の端部側面を削ります、400年生ともなりますと必ずどこかにこのような腐りが入ります
中にはこの木もそうですが裏側の中の芯がとけていますがこれは大木の特徴でもある
大木に完全を求めるのは無理が多いかな?
今回はシラタと言われる一番外側の部分に腐りが見えましたがこれを加工して飛ばします
どうでしょうか?1時間ほどかけて木の肌の特徴も残しながらシラタを飛ばしていきます
根から上へのラインがとてもきれい
両側のシラタを飛ばすとそれはそれはきれいな木目が現れた!!
いかがでしょうか?これが300年以上の木に見られる木目!!笹木!!(ささもく)
小口側から見た年輪幅が1mm~2mm以下の成長過程で生まれる最高の木目 笹木!
しかも今回は赤身で・・・・美しい女杉と言われる秋田杉らしいほんのり薄い赤・・・
やわらかい木の感覚がさわらずして伝わってくる・・極上のテーブルになりそうだ!!
こんなテーブルで打ち合わせしたら・・・お客さまにうちにもほしい!!なんて言われそう 汗
中々400年生の木は見ることが無いですが、秋田県能代市まで行けばかなりあるよ!!
さて本題の平面は今から削る予定
反りを取りながら、平らに手かんなで仕上げていきます
作業は仕上げまで2日~3日予定、時間かかります
そしてなにより・・・幅が広すぎて削りが遠くて・・・超大変!!
ですが・・・がんばります
作業風景はまた次回です!!
おたのしみに!!
また次回!!