小笠原紀和
自分が大工になった頃は、どこの大工も「削る」「刻む」「組む」の繰り返しでした。
しかし今は電話で材料を頼み、梱包されたものが届いて、それを取り付けるだけになってしまいました。このような家が自分にはどうしても合わず、父と二人ですが本物のムク材にこだわり、今でも家のすべての材料を作業場で丁寧に加工し納めております。もちろん構造も大工ならではの知恵と技術で地震に強い、しっかりとした家に仕上げております。
施主様の声と木の声に耳を傾け、大手には負けない丁寧な仕事を基本とし、味のある家造りをモットーとしています。どんな小さなことでも気になることがありましたら、お気軽にご連絡いただければと思います。
小笠原輝久
近年の家は時代の流れでしょうか?
大工としての技術をあまり必要としない家が多くなってしまいました。次の世代にも、昔からある大工の技術を1人でも多くの職人に残し、現代の良いところは取り入れて、「小笠原さんに頼んでよかった」といわれる住まいを提供したいと考えております。