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通気層の苦労

IMG_2442.JPG
こんにちは!!
今日は3本立てですね・・・
外壁工事を前回書きましたが、外壁を貼る前に施工する通気層の話
高気密の家を施工するにあたり一番気を付けたいのが通気層の確保
東北の建築関係の営業の方と話した時こう言われたことがある
どうしてこの辺の建築関係の方はこうも通気層に対して適当なのですか?
やったり、やらなかったり・・・まちまち・・・東北ではありえない話ですよ!!
世の中といいますか・・・
静岡県の建築屋で今でも通気層を設けず外壁のじか貼り施工は多いのも事実
室内側に処置もない・・・・とても怖い・・・
家によっては通気、通気と簡単に言うが、いざ施工していくと屋根やバルコニーやら
間取りによっては通気が止まってしまったり、通気の供給側が止まってしまったり
よーーーく!!考えて空気の供給と排気計画を考えて行かないと通気層は成り立たない
一番困るのが和軒、和風の家の通気層の確保・・・
世の中、洋風の家の為の通気確保の部材は星の数ほどありますが和風軒に対応した
部材は何もないと言ってもいい?
なので大工の通気に対する意地と心構えと知恵を出してクリアさせて行かないといけない
写真はそんな和軒の屋根内の通気確保のために棟梁が試行錯誤して確保している通気の
出口です
合計3カ所制作しました
外壁屋の監督さんも、こんなに通気層にしっかり対応してる方は小笠原さんくらいだよー
って話でした
みんな話にも上がらないそうな・・・
通気層は空気が滞留しないこれが大事なこと
色々な所に改良と工夫が見られます
わかってくれると嬉しいです  涙・・・
現代の大工は大変なのよ!!
また次回!!
がんばっているよ!!大工!!
PS 通気層とは断熱の外側に外気が通る道のことです、室内側より断熱に入り込んだ
湿気や水分の結露を防ぎまたは結露が起きたとしても風の通り道があるためにしっかりと
乾き完全な状態を保つ目的で設置されています。
意外と施工に時間と費用がかかりますので行われていないことがまだまだ多いのですが
高気密の家には是非ほしい物
しかし静岡県くらいの気候では例えば冬の室内と外気の差が東北に比べ大きくならない
また雪が降らないから冬の湿度も無い静岡県では壁体内結露がおきにくいと言われていることから
施工しない、外壁の素材が湿度を外に逃がすからという理由で施工しない方もいます
でも!!あったほうがいいので 施工してます・・・笑い
あまり書くと叩かれるのでこの辺で・・・・退散・・・
今度は本当に!!また次回!!

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