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細く繊細に

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週末が近くになるとなにかホッとしませんか?
職人の世界は今だ休みは日曜日のみ 
たまには土曜日又は祝日に罪悪感を感じず休んでみたい物ですね?
この世界にいる限り無理かな? まぁ 休んでもやることないか?・・・
先週日曜日は久しぶりの完全定休日をいただいたので、今週から当分日曜日は働いてます。
今日は富士宮の家のトイレの天井下地を制作しました。
ここのトイレは1坪サイズとかなり大きいもちろん小便器も付く
天井は施主の希望で和の雰囲気がいいということでいつものパターンですが、今回は少し変えてみました。
この冬待望の新作ですね(笑い)
正直和風で新しい天井考えるのは大変です。
ただ何でも造れば良いという物ではない、できたときに全体との調和またそれが伝わらなければ意味がないのだ・・・
最近の私はひとつひとつのパーツを細く設定することが多いです、7年前の自宅のものと比べると3割細いですが今のほうが完成形だ。
自宅の各部材は今見るとだいぶメタボだ はずかしい できればはずしたい位・・・
現在は横なら横 縦なら縦と各線をハッキリと明確に出すようにしている。
でもただ細くすれば良いという物ではない、それを引き立たせるためにある手法を行っています。
これをやることでチトやりすぎた物になってもそれを感じないし
この手法を行うことで目線の移動がそこに行き全体をスッキリと感じとれる。
さてみなさんこの手法とはなんでしょうか?
ヒントはメリとハリです。
ここ2年で考え出した物なので ひ・み・つです。
やっぱ大工はひと部屋分だけだとしても取り付ける材料は自分で選択し加工し取り付けながら反省し考え造らないとダメだね、
偉くなって現場から離れればこういうことに気が付かないと思う。
話がそれましたが肝心のトイレ天井は丸桁に竹と杉の竿材を組みこみ、小便器上になる部分を平らに、大便器の座る部分を勾配天井にしてみました。
どうしてか?男は小便器使用中意外とキョロキョロするものだ?
なので見上げたときに落ち着くように平らに、大便器使用中はお通じが良くなるように(笑)下り天井とした。 自然の流れですね。
これ逆だったら心理的に出る物も出ないかも?
これにはお客様も笑っていましたが・・・ 何考えてるのかなこの大工?
私の自宅もそうですが、木に囲まれた和風のトイレって良いですよ なんか妙に落ち着くし、私は便秘にならないような気が?
落ち着く空間が習慣になればお通じも付いて来るのかも知れない?
まあ気のせいだと思いますが どうでしょうか?
ではまた!!

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