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玄関の飾り窓

IMG_4204.JPG
久しぶりのブログです、ゴメンナサイです、最近設計の追い込みが多数あり、書けそうで書けない 日々が続きました。
でも現場は進んでおります。
現段階では2階は90%終了しました。
今は1階を攻めております、何せ1階は和風の廊下になるので大変です。
廊下が和風に造るのが1番手間も費用もかかりますね?
ホント1番贅沢な施工方法です。
廊下床貼りなんか柱が見えているから大変なんてものではない、洋間に造る床貼りと比べたらとんでもなく大変な作業です
廊下は最後のお楽しみにとってありますよ?
さて今日は朝から外部工事の最後の仕事、玄関横に設ける目隠し飾り窓を制作しました。
この格子をみて ピン!!と来た方鋭い!!このブログの通ですねさては?
そうです、2年前にも書いた、飛騨高山でこの格子の組み方が250年謎とされてきた千鳥格子です。
IMG_4205.JPG
玄関なので普通に格子なんて組んでもつまらないので、遊び心をプラス入れてみました。
何がすごいのかわかりますか?
よーーく観察してください、格子は普通縦横が縦なら縦、横は横で一列に通っていますがこの組み方は縦のよこは横になり横のとなりは縦になっています。
そうです厚みのある木をねじり編んであります、でも厚みもあり硬い木なんか編めるはずはない?
ちなみに格子の間は6センチです、この小さな間隔では2,5cmの厚みの木は思うように曲がらないでもちゃんと入っていますねーー? どうしてでしょうか?
仕事中たくさんの営業が来ましたが、みんな見て言われないと気が付きませんが、
説明するとあれっ?何で組めるの?と不思議がっていました。
それにしても組むのが大変な作業なのです、手が6本位ないと足りない、今日はたまたま、今お話中のお客様が遊びに来ていたので、組む時に手が足りずお願いしてすいませんコキ!!使ってしまいました。ゴメンナサイ!!反省 スパルタ大工・・
でも組み方がばれてしまい種あかし、これがまた出来ると変わっていてめずらしいのか、小笠原さんうちにも階段の手摺として造ってね?と言われた・・・
このサイズで加工して組んで取り付けてほぼ1日です、手摺だとするとかなり時間がかかりますね!!ホントに造ったらスゴイな?
でも昔の知恵のある職人さんが造ったこの千鳥格子、こんな昔の職人の知恵を頂き現在に生かす、おもしろい仕事が出来た1日でした。
ではまた次回!!

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