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棟梁大学に行く?

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みなさんこんばんは!!
今夜は考えさせられるお話です。
昨日午後から時間をつくり大工さんの大学?でもある富士宮市上井出にある
日本建築専門学校へ行ってきました。
向かう途中30分で着くだろうと思っていたが予想以上に遠い・・・
まずい学校に遅刻なんて生徒もいるだろうし恥ずかしい社会人だ・・・
あせる棟梁!!酪農地帯を愛車フォレスターターボの出力を最高モードに入れ急ぐ・・・
あまり急ぐと白と黒のアレに見つかったら叱られる・・・・と思いきや目の前にその白と黒が!!まずいブレーキ!!・・・・・・・なんだ牛か・・・そんなトコに学校がある
ここで昨日伝統木構法と現在の在来工法を考える講習会が行われた
解説を行ったのは木造構造設計などを行う増田一眞先生77歳?
この世界ではものすごい有名な方だそうだ(すみません知りませんでした)
色々な専門誌や建築雑誌で連載もされ現在の建て方に反論もとなえる方だ!!
おとなしいしゃべり方ではじまった内容はとても興味深く、また衝撃的であった。
先生によると伝統工法(みなさんに簡単に言うとお寺みたいな建物と思って)は地震に弱いと勘違いされどんどん衰退しているというか一般になじんでいないだけ
明治維新後ヨーロッパの設計士の指導で今の基準法の始まりができた、これが間違い(勘違い)だったとのこと
伝統工法なら柱だけで地震には耐える!!在来工法で重要視される壁は余力だ!!
昔の人の知恵を学べ!!と自信に満ちてお話されていた
桁やさし鴨居、足固めにより柱の曲げスパンは小さく工夫してあげれば金物やベニヤ、筋交いに頼らなくても建物は倒れない・・・・・
この辺も図や写真などで詳しく説明がありました。
長野県で行われている一般住宅へのこの辺の応用なども紹介されあっという間の4時間であった。
ほとんど壁のない柱だけで建てたお寺が山梨県の塩山にあるそうでこちらも温かくなったら見に行こうと思う。
先生も言っていたが今の法律だと伝統工法でやろうとすると1番難しいのが確認申請通過だ・・・確かに!!
2年前からはじまった瑕疵保険クリアさせるのも大変なことだろうが昔の人の知恵を
無駄にすてるのではなく、現在の工法にも取り入れていきたい
もう少し頂いた書類や書物で研究して今回の増田先生のお話を何年か先にいかして行こうと思う。
そういえば最近は図面制作やら見積や現場でいそがしく、昔はよくやっていた他県の現場観察などやれずお勉強不足だったと反省・・・言い訳ですねこれでは・・・
なんかこの講習で忘れていた更なる研究心というか先にある何かを見つけるいいきっかけになりました。
増田先生ありがとう これからもみんなで取りいれがんばっていきます。
建築学校は生徒さんがよく手伝いに来てくれていましたが、
はじめて行って思ったのはこんな富士山の真下の寒いトコ(おまけに超山ん中)に学校作らなくても!!何もない車で上がって行きながら道間違えたかとおもった・・・
しかも寮制・・・禅寺のほうがまだお町なような・・・?
あそこで4年はすごい 根性がつますよ 自販機もない
校長のお話でここが富士山に1番近い教室ですとの挨拶通りホント真下・・・
外寒いこと寒いこと・・・帰りにすぐ近くで来年4月以降完成の同じ位の標高の上井出の現場によりこの時間の現場の状況をみにいった。
・・・・・・さささっ寒い・・・暗い5時過ぎに色々見ていたら寒さにやられ具合が悪くなった始末・・・家との気温差5度+風・・・体感的には長野の雪山・・・
ここで冬に仕事できるのかな?ある意味よってよかった。
お客様は東京の方なのでこの辺は追って連絡しようと思う。
さて先生に頂いてきた書類読もう!!
ではまた次回!!

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