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柱のかんなかけ

こんにちは!!

16日は和室の柱のかんなかけ作業をしました。

小笠原建築では今でも柱は手かんなを使い仕上げています

カンナは調節と砥ぎが難しい道具、何本か削りながらかんなの調子を確かめ調子を上げていきます

削り始め・・・まずまずかな?段々けずり屑を薄くしていきます

おいおい!!普通大工は手かんなで仕上げているものでは?

そうだろ?ってみなさん思うかも知れませんが実は現代では写真の機械かんなで

柱を仕上げるのがほとんどでは?

この機械は超仕上げという機械、この機械に通せば5秒もかからず柱が削れます

棟梁!!このコスト削減、工期短縮の時代にもってこいの機械じゃぁないか!!って思う方もいらっしゃるかもしれないが、機械仕上げの柱はつやと肌触りが違います

同じ金属の刃物で削ったはずなのに仕上がりは全然違います

写真は手かんなで仕上げた柱です。

光っていますよね!!

さわって頂ければ一番よくわかるのですが、機械仕上げに比べ、明らかにさらに切れる刃物で

削ったなってことがわかるすべすべ感です

このすべすべてかてかの艶が数年後の輝きになるのですが・・・・・

いまどきプレカットに柱加工頼んでおけばきれいに紙までまいて出荷されてくる時代

機械仕上げだけで、大工の手仕事が無くなっていく時代にもこのような小さなこだわりは

残していかなくてはならないと思う棟梁

余談だが鉋かけってね!!お腹の筋肉をよく使います

1日削っていますとお腹が筋肉痛になります・・・・・ってことは

お腹引っ込む!!大工が施主様がみんなが多方面から喜ぶ鉋かけ!!

棟梁もウエストが5mm引っ込みうれしく思います 汗・・・

小笠原建築は違いのわかる男の仕事してます(なつかしいな・・・)

また次回!!

 

 

 

 

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