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木曽ひのき入荷しました

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こんばんは!!
昨日書いていた木曽ひのきの枠材が運ばれてきた
全部で180本ある長さは3mです
どうですか~ぁ?中々いい材料です
見てください表面から乾燥過程で出てきた木の油がたくさん見られます
みるからに柔らかそうな木です
大工は木を見ただけで柔らかいとか堅そうだなとかわかります
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小口方向からみた写真です
年輪も細かく年数をかけて育った証拠です
丸太なら100年近い年数と年輪が細かく現れているということはじっくりと成長したことが
読み取れます
木曽はひのきの産地といいますが
山の土がやせていて寒暖の差があるので木の成長が遅い
これがよいヒノキが生まれる理由と木曽の製材所の社長さんが昨年言っていたのを思い出す
これで床板を造ろうか今迷っている・・・俺
床用の乾燥状態ではないので外に出し風に当て乾燥させてより確実な状態まで持っていく
時間のかかる作業であります
木の家を建てるときにはお金で買えない物があると言います
それは時であり時間であります
木の家に住みたいのなら建てるまでの時間が必要です
木の家は金出せばいい材料が手に入る建材の家とは違います
いいものは時間をかけじっくりと木が乾くまで!!
も~ぉいいよ!!って木が言うまで待ちたいものです
乾くとね!!チン!!っていうのよ 木は・・・汗
この俺の時の努力みなさん!!わかってもらえますぅ~?
来年まで乾燥させてなんてやっている馬鹿いるか~ぁ?
今時!!富士市の大工に!!
気が短いのに木を待つのは好きな棟梁です・・・
IMG_1364.JPG
作業所にたまたま捨ててありました敷き木に使っていたこの辺の地元の木の小口です
木曽のひのきとの年輪の差は素人でも犬でもわかっていただけるかと・・・
どんどん日光を浴び成長した中身のない育ち方です
小学生並みの年齢ですね!!
この辺の木は・・・まだ黄色のランドセルを背負っています・・・
木曽産は人間ならおじいさんほどの年齢かと・・・
どちらが強い木でしょうか?
猫でもわかるニャン!!(新作)
木曽の小口写真の木は30mmの厚みの中でで80年以上年輪があるが上の写真の木は120mmの
厚みの中に20年ほどの年輪しかありませんよね!!
同じ厚みにしたら・・・・幼稚園児並みの年齢ですよね・・・汗
地元の木の方が気候があっていると言う人がいるが本当だろうか?
地元の木も山から出している場所に行けば気候は人里とは全然違う場所
山の中ですから霧や湿度は全然違う物
行ってみればよくわかってもらえる 
言葉にすれば同じ市内というだけ
それよりも年輪の詰まったおとなしい大人の木であれば木もおとなしく建っているはずでは?
木は倒してからも動きます、乾燥材であっても壁の中で温度差などの環境下微妙に動く
動かないじっとしているおとなしい 中身の詰まった木で・・・
棟梁見たいなおとなしい猫みたいな木で家は建てたい(笑い)ニャン!!
今木曽産の木は前もって頼んでおいて1か月くらいかかった
10月に続き12月にも上棟を予定しているがこちらも先を見て頼んでおいた
昨年岐阜の工場まで行っているので、今回の物はサービスして頂いて予定よりいいものを
手配して下さったようで
H様いつもありがとうございます
年間生産量が限られる木曽産の柱・・・(今年1月のブログにかいてある)
希少性でも奪い合いではないが知っている人は知っている木です
日本の建築数が今80万件と言われます
この中で木曽産の柱で建てられるのは日本で年間1000件以下だと聞きました たしか・・・
レアですね!!
この辺の木でショックを受けた方!!大丈夫!!
建っちまえば小口は見えないから~?わからないよ!!汗・・・
これからも続けて用意できるように努力していきたい
尚材木屋の営業さん!!他で聞かれたら内緒にしておくように!!
俺が人と人との出会いと話したことで見つけたルートなので真似されたくないので 
言ったら蹴るぞ!! T!! 聞かれたら自分で探せっ!!て言ってください
おまけに柱と柱の間に入れる間柱も今木曽産に変えています
見えなくなってしまう部分の木ですが
私はこんなこだわりを持って建てています
みなさんも!!是非!!良い木で木の家を建てよう!!
がんばろう!!大工
また次回!!
次は京都にいい材料があるので京都に行って調べて来ます
棟梁の日本全国 木の旅は今後も続きます
八橋買ってくるから!!

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