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既製品と手造りの違い

IMG_2221.JPG 今回は問い合わせが多い工場生産型の既製品の造作材と大工さんが造る造作材の違いを説明します。既製品とは主にMDFと言う木の繊維を固め化粧シートをはりそれぞれの造作材に大手建材メーカーさんが工場で加工した製品、施工性も良く、取り付ければ完成と工期も抑えられる効率的製品です。しかし大工の手造りの造作材はそうはいきません。写真の平板は造作材の原型です、2年~3年作業場で乾燥させて置いたものを木工機械(150万位する精密機械です)でまず乾燥の時点で変化した面を平らにし対角は90度にします、次に平ら面を定規に厚みを決める機械に入れ厚み決定、次に造作材の各巾に合わせ卓上マルノコで平板を引き割ります、次に同じ用に巾決めを行い、ひとまず形は完成、ここまで1件分で2人で2日ほど必要です、次に面の仕上げ、カンナで各造作材をけすります、つずけて材料等が入るミゾを掘ります、次に面取り(カドを取ることです)、ここは造作材の顔を決める意外と大事な作業!!(まさにプチ大工ワールド) 大きくてもしっくりこなかったり小さすぎてもバランスが悪かったりとセンスと経験がでますここまで多いときで一週間かかります 最後に飾り溝なども付けることもあります そして梱包作業⇒出荷です
もちろん現場では次のステップ、取り付け作業もまったく違います 既製品と手造りの造作材はここからは違う作業手順 納め方の道をたどります。手作りの造作材はこのように手間ヒマかかります。すべての部屋に納めることもありますが、LDKなど特別な部屋にポイントで使い分け使用するのも満足の部屋になります、取り付け作業は来週から始まりますのでまた説明します。

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