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新型!!土庇制作④

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おはようございます
新型土庇もついに完成となった
泣く泣く外したブルーシート横貼り2重仕上げでしたが・・・
以前書いた木目を出した裏板を貼り終え完成
朝日が照らしなんとなくアジアン風にも見えなくもない・・・
古民家風と言われればそうも見えなくもない? 汗
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下から見るとこんな感じです
木目の良い部分が浮き出てウォルナット色との効果でバリ島なんかにありそうな?
エキゾチックな面材表現が出来ていますね?とはお客様の感想
私は行ったことはありませんが・・・
IMG_1560.JPG
今回の最大の特徴がこの部分
いつもは斜めのタルキがそのまま先端まで出ていますが、今回は先端に破風板を取り付けて
タルキの小口を隠しています
こうすることで横の線が細く出てしまう和風土庇のすっきり感に少し太めの横の線を
出し洋風住宅の屋根と外観の作りにも合う土庇としてみた
さりげなく入母屋の破風などに入れる眉も横に1本入れてある
これは平らなシャクリではない、斜めにシャクリを入れています
わかりますか?みなさんに? 眉入れると水はけもいいようです
ちょっとした工夫が・・・
またタルキの寸法や木小舞などの寸法もいつもと全然違う物形とした
破風板は釘が見えないように正面から打たず細工をしてある
破風は一番先端で釘が打てないから材料は
反りが出ないようにヒノキの5mの柾板4寸5分を使う(板目ではない柾目です)
先端は雨があたれば濡れるそうすれば木が水を吸う⇒木が反る=反りにくい木に変えておく
化粧破風で釘を打たず施工する場合こんな工夫はしたいものだ
大工さんの知恵であります
建築とは同じに見えて同じではないことを是非知っていただきたい
べつに木小舞いはいらなかったのですが、なにかとこれが入っていますとね!!
急な雨の時に濯物を干して行きたいときなど
木小舞いとタルキの間にS字のフックでも用意しておけばさっとすきまに入りますから
S字フックに洗濯竿をかけられるし、使わないときはサッと外してしまっておけばいい
木小舞いがないとどこにも竿掛けられませんから という発想でした
何も土庇は太陽光を遮るだけではなくテラスとしての役割もあるのですから機能的に
仕上げ考えるのも私の役目 何事も意味があるからやっているのですよ!!
完成時この土庇下には同色のウッドデッキを作ります
キッチンからもリビングからもデッキには出ることができます
いいね!!中々いい!!この間取り!!
完成は来年
さて次は庇が出来たので大屋根の軒天を貼り外部はおしまい
いよいよ内装工事が本格的にはじまります
どんな家になるのでしょうか?
たのしみですね~?
また次回!!
がんばろう!!大工!!

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