こんばんは!!
先ほど新しい道具が届いた
写真が新しい道具です。
逆コテ鑿(のみ)といいます
すこし変わった形をしているのがわかりますか?
普通のノミと比べるとご覧の通り
首の所でグイッと裏側に曲がっています。
普通のコテ鑿は叩く所にカツラ(鉄のわっかです)が無い、手で突く鑿なのだが
逆コテ鑿は玄翁で叩けるようにカツラが付く
さて!!何に使うのか?みなさんわかります?
普通の大工仕事していては一生使わないのですが
和風の家を造っていますと必要になってくる鑿です
今までこれが無くても仕事は出来ていたが・・・なんとなく気になっていた俺
サイズは寸と寸6とありましたが、広い方がいいだろうと?寸6サイズとした
さてさてどのような仕事に使うのか?
例えばこのように使います
真壁廊下の床貼りなどで床が入る部分の柱を欠き込む時に鑿を立てる仕事に使います
普通の鑿ですとまっすぐなのでカツラが床に当たってしまい柱に対して
水平に鑿が入りません、角度が付いてしまいます
打ちこむとき床をキズつける可能性があるので気を使う
逆コテ鑿ですと首を曲げてありますから楽に柱に水平に鑿を打ち込むことが出来ます
へっ?これだけ・・・・・ですか・・・汗 そうこれだけ・・・
ひと現場で数回しか出番がないこの鑿!!
迷ったがついに買ってしまった
私どもはこういう難しい和風真壁造作仕事が多いので買ってしまいました。
お値段23500円・・・・・汗
和風造作の大工さんは何かと大工道具に費用がかかります。
申し訳ありませんが洋風と和風の仕事は違います
同じに見ないでほしい・・・
でもね?この用途今まではのこぎりで代用していました
どちらがきれいに仕上がりますかね?
あす以降使えるように仕込み、今回の家の和廊下に使います
デビューが楽しみですが・・・待てよ?
いらないノミを首ぶったたいて曲げれば良かったのでは?・・・・
なんてね? そんな簡単ではない 笑い
また次回!!
がんばろう大工!!
新しい道具
- 棟梁の日記(大工の住宅建築)
- コメント: 0
この記事へのコメントはありません。