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建前の準備中

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こんにちは!!
棟梁は今、来週建前なので建前の準備です。
今日は柱をカンナで仕上げました。
カンナののりが良かったのでスムーズに行きました
カンナ削りはカンナの調子が悪いとこんなにイライラする道具は他にないです。
調子が悪い時はいかに冷静でいられるかが勝負だと勝手に思う。
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作業所の照明をLEDに変えてからどうも材料の光り方や材料の仕上げに対して見にくく
なったと思う
建築の作業所にはLED照明色を考えた方が正解かも?
どうですか~?木が輝き出しました
きれいですねーカンナで仕上げた直後の木肌は!!
すべすべですよー!!
今回からこの前書いた顕微鏡を使いカンナの状態を確かめながら行う
目では見えない刃先やカンナの裏を各工程順に見ながら確認していく
ほほぉぉ~ぉ!!なるほどこうなっていたのか・・・
顕微鏡で鋼の確認をしていくと目に見えない切れる切れないの理屈が見えてくる
理屈がわかれば後はいちいち見ることはなくなる
カンナ削りで行きずまったら顕微鏡で見るのもいいかもしれないと思いました。
いいかげんに研ぐと刃先はいいと思っても顕微鏡ではギザギザで欠けているのが
良く見えた
これをピーンと顕微鏡で見てもまっすぐにかけの無い刃先に研ぐ
さすがに切れるは・・・・ひきも軽い
ちょうどM大のイケメン営業マンのT村君とメビ〇スの深澤とCナップの営業が来た
みんなでカンナの刃先を顕微鏡で見てみる・・・ほほぉぉぉ~ぉぉ・・・
違いますね~ぇ?うわーこっちはすごいきれい・・・などなど
はたから見たらかなり怪しい集団である  笑い
目では見えないカンナの世界が見えた・・・
あとはこの理屈を組み合わせてよりよい結果になるようにカンナを仕上げる
いやーぁ!!奥が深いぞ!!研ぎの世界も!!
うちのオヤジも見ていて、アホかこいつら・・・って顔してました・・・
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そんな切れる刃物で薄く削ったカンナくずです
約20本分をまとめてみた
右のバケツに入ってしまうほどの量まで圧縮できます
20本でたったこれだけのカンナくずである、機械で削ったらこの10倍はくずが出る
これが機械仕事と手仕事との差である
わかりますか?みなさんに?この違いが?
厚みが機械より薄く削れますから、手カンナは!!
薄く削った物ほど光輝き、木肌もすべすべである
これが数年後違いを生むのだ
みなさんもソロソロ違いのわかる男!!になって頂きたい 笑い
今時、手でカンナかけて柱仕上げている大工なんてほんのわずかだってよ!!
こだわりの無い人にはいらん話だと思いますが、家はこんな大工の小さなこだわりが
重なり出来ています。
また次回!!
がんばってるなーぁ?大工!!
がんばろう!!大工!!

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