こんにちは!!
今日は久しぶりのお休みとなりました。
写真は先日の上棟でもお知らせした天竜松丸太の加工の時の様子です。
まずは皮をむきました。
大きいので皮むきに半日もかかりました
丸太の加工には今でも昔ながらのチョウナという道具をつかいます
写真のように畑をたがやすように刃を木にあて木をしゃくっていきます
しゃくった所を平らにしてココに屋根の柱である束(ツカ)を建てます
チョウナには大きく分けて2種類の刃先があります
このことは意外と今の職人は知らないことが多い
その2種類です
刃先がまるいのがはまぐりチョウナといいます
平らなものが普通のチョウナ
丸い刃先のハマグリ型は梁の側面にナグリ模様なんていうプリンをスプーンで
すくった後のような模様を連続して着ける為などに使います。
僕の場合持つところは普通のチョウナに曲げ木を使う通常品ですが
ハマグリは模様造りをねらえるように手チョウナ型として分けています。
今回はナグリ模様にと思いましたが梁を着色塗装しないのでカンナで仕上げました
模様を入れると黒っぽく塗装しないと意外と模様がはっきり分かりませんからね?
久しぶりにチョウナ作業となりましたが・・・
昔の大工道具って感じの道具ですね?
いまどきこんな昔ながらの道具使っていますと馬鹿にされそうですね?
チョウナなんて使って!!アイツらお馬鹿っチョウナ!!奴らだといわれないように
しないとね?
オチが出たのでまた次回!!
天竜松丸太加工
- 棟梁の日記(大工の住宅建築)
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