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和造!!

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こんにちは!!
現場では玄関の天井を制作した
今日から本格的な和造を仕上げて行く
まずは玄関
京都北山の化粧丸太をいつものように組み上げる
まずは柱に横に丸太を刺すことから始める
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材料を少し濡らしておいて!!
ズキュン!! スコーン!!
もう刺さりました。
まん丸ではない凸凹もある丸太の外周を正確に柱に書き写し彫りこむ
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すべての材料を1mmとして間違うことができない精密な仕事が和造には求められる
失敗は許されない確かな技術が求められる
失敗したら トゥキックでは済まされない
失敗はない仕事というものもある
柱左は丸太、右は掛けを差し込む
集中力をとがらせ精密にぶち込む・・・
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この部分は色々な納め方があるが
私はタルキを掛けに仕込むことが多い
横に仕込んだ丸に刺す細い鷹タルキを今度は選定する
並べる順番を決めるのだ
どうしてか?みんな同じように見えても1本1本形やクセ、個性があるからだ・・・
この中でいちばんきれいなものをよくみえる方向に持っていく
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鷹タルキが次々と仕込まれて行く
鷹タルキを見てこれって杖にするのですか?と聞いた大工がいたが
こういう風に使いたい・・・出来れば・・・汗・・・・富士登山に貸そうか?
横丸に縦に丸い鷹タルキを勾配に仕込む
なれればなんてことないがコツがいる作業
1mm以下の細かい作業の連続 集中が命・・
そんなときタ〇ラのK田所長からいらん電話・・・無視・・・笑い・・・
ついでにメビアスからも・・・無視・・・笑い
こんなときに限って迷惑さん四天王2人からいらん電話・・・無視無視  集中・・・
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下地組みがきれいに出来た
後はいつもの秋田杉赤柾板をめすかしに貼りこむ
のだが一番楽な貼りこみ作業はオヤジが行う
おいしい仕事はジジイの仕事 笑い
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上からみた写真です
言っておくが本来なら天井仕事という物は
現代のように下から貼る作業ではなく
上から下に貼るものだ
下から貼る作業は多くがくぎを正面から材料に見えるように打つ
上からの仕事にはそれはない
こういう仕事が仕事の段取りや方法 設計力を高めて行く
今の下からの仕事に知恵はほとんどいらない
わかりますか?言っていることが?
素人にはわからないかもしれないが
和造の出来る人なら そーだよね!!って言っていただけるよね?
計画なしに上からの仕事は納まらない
大事なことです
あなたの家は上から?下から? ベンザブロックぅ~♪♪~
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次の日天井板を貼り完成
外部ポーチ部分の屋根と合わせた造りでいい感じだ!!
中々いい
洋風も和風の家も造りますが和風の家のいいところは
ホッとする場所があっていい
よく大工は和風の家を造りたがる!!と素人は言うがそうではないのだと思う?
きっと作り上げた時少しの時間でもホッとする場所があるからではないだろうか?
家造りとは数ヶ月間集中して集中して気を入れて作り上げる
神経すり減らしながらやっている
こんな毎日にホッとできる空間がひと部屋でもあればそこ通るたびホッとできる
住まい手にも僕らのような作り手側にも必要な場所かもしれない?
やはり いいね!!和造
気が和らぐ
あまりにいいので
どこの大工さんで作っているのですか?って自分に聞いてしまった・・・
馬鹿ですね僕も・・・
冗談は置いといて・・・
作り終え写真を撮っていると外壁担当のT野さんがランチをしていた
先日書いたら実名を書くなと!!クレームがありましたが・・・笑い・・・
高Nさんの奥さま!!(笑い)旦那さまがお昼に実においしそうにがっつきながら
無心で愛妻弁当を食べていましたよ!!
もう弁当に無我夢中です
相当おいしいみたいでもう
お弁当しか見えていませんよきっと?
こんなうれしい姿を見てしまうと奥様も明日からもお弁当作る気が湧いてきますね?
本当はキャラ弁が食べたいそうですよ?
アップしておきます
明日怒られます・・・僕また・・・汗
オチがないと終われない棟梁のブログ
話はくだらないが仕事は結構大工らしい仕事をしていたりします・・・
集中力をため込まないようにだろうか?
オチ書いて解放するのも必要だ
これからも読んでください
がんばろう大工!!
また次回!!

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