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出会いは突然に!!

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私もたくさんの材木屋さんや製材所とお付き合いがありたくさんの材木を見る機会がある。
材木=木は奥が深い、1本1本木目や性格、色合いが違う
材木の仕入れは高い材料なら高いほど良い木か?
それは違う、大工ならみなんなこのことを考えたことが一度はあると思います。
たぶん・・・
しかし一年にほんの数回運がよければ、通常の仕入れの半分以下で本当に良い材料が手に入ることもある。
これが材料との偶然の出会いだ。
ほとんどの材木屋は木とは出会いだ!!という
これ冗談ではない、本当にそう思うときがある。
まぁ出会いは何事もタイミングなのですが、先日そんな木との出会いがあった。
ある材木屋さんの駐車場に入るとひときわ光る材木が!!キラーーん!!
あれは杉の桁!!、色から推測してこれは奈良の吉野材!!(オタクか俺)
聞けばやはり吉野材 正解だ
早速見学!!まずはマグロと同じ小口から拝見!!
おぉぉ!!近年まれに見る育ちの遅い目のつんだ年輪、色や大きさ、ピーンとまっすぐに通った木目、しかも片方を15センチに挽いてあっても4方向に節はない
業界用語で4方無地(しほうむじ)という。
おまけに5m材と何かとうれしいサイズ
管理された山で育った証拠だ、よく見かける杉化粧桁で樹齢60年から70年くらいでしょうか?
これなら100年生以上から挽いた物!!
板目上の柾目の部分の木目の細かいこと細かいこと
プルプルプル・・・こんな良いものなかなかお目にかかれない。
色がまたすばらしく、ほのかにピンクで赤味が多い
はじめに書きましたが木材って特注(通常より高いですかなり)で製材所に注文しても、必ず支払った物に対し対価なほど良い物がくるわけではない。
それはそうだ、木は自然の物だから仕入れておいた原木(丸太)が偶然良いときもあればそれほどでもないときがあるはず。
割って見なけりゃわからん
材木屋さんの営業はいいもの持ってきますよ!!って必ず言いいますが、納得いかないこともある、大工なら必ずあるはず、
まぁ大工って木にうるさい人多いですから?
向こう(製材所)の今の都合はわからないですから?
みなさんにもわかりやすく言えば、若いころ行ったコンパ(合コン)の誘いですよ!!
友達がいい子が来るからと男性が飲み代もちで行こうよと誘われ
ワクワクドキドキしながら待ち、いざ ごたいめーーん・・・・・
あれ・・・あれあれ話がちが・・・・うぅ・・・
今日は割り勘でいいよね・・・         冗談ですよ!!
人はたまにあてにならないこともある、だから自分でみれたときに決断した物は間違いがなく、ベストな仕入れなのだ。
しかし木材は待ってはくれない、誰かに買われてしまう・・・
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で今回は即決です、もうトラックに積みました、スピードが命です。
今回のものはすぐに使うことが出来ない、半生のものですが、こういういいもので、乾燥していて、木材にはつきものの、割れ無しのものだと、金額はたぶん数倍はする。
だから自分で管理して自然に乾燥させる。
現在は強制乾燥材が多い、たぶんほとんどの化粧梁(杉材)は高温乾燥か良くて低温乾燥材、天然乾燥材と比べると色がどうしても変わってしまう。
釜に入れた杉材は小豆になってしまう。
とりあえず持った感じではまずまずの軽さなので、
来年の夏前までは管理しながら乾かします、あとはようすを見ながら割れ止めを少しずつ剥がして完全な物にする、道は長い
明日朝から特別な割れ止めを塗り養生期間とする、あとはなるべく割れないように祈るだけ、信じることが大切です。
がんばります、こんな桁材を吹き抜けに使用したら最高です、
見たい方はお気軽にご連絡を、
ではまた次回!!

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