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そろそろ加工に入ります

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この1週間設計と事務仕事に追われましてやっとブログが書けました。
今週は見積もり入力作業中心になりそうです。
さて富士宮の家もソロソロ室内造作材の加工を行なわないといけないタイミングとなりました。
なので今夜は材料ができるまでの作業を何回かに分けお伝えします。
室内造作材加工はまず乾燥させておいた木材を写真の大型木工機械左側の手押しといわれる部分の刃の上に通し木のクセを抜き材料の面を平らにし同時に対角部分の90度を出す。
これをカネ出し(90度のことを職人言葉でカネといいます)作業といいます。
よく大工の親方が若い弟子においっ!!カネ出したのか!!カネ出せよ?
なんて言ったり、カネカネなんて現場で言っていますが、あのお金のことではありません あの大工め!!作業しながら金、金うるさいよなんて思ってはいけない 90度90度といっているのです。
職人言葉は普通に聴いていると紛らわしくて言葉が汚いですね ゴメンナサイ・・・・
この手押し作業はとても重要な基本中の基本に行う作業だ!!
手を抜いてこれを行わず加工を行うと取り付けのときにうまくいかない、というかねじれた木がお互いにピタリとあうはずが無いのだ。
プロでもピタリ合う方がおかしい
仕事がきれいな大工さんは必ず手押しから作業に入っているはず。
仕事がきれい、汚いということをよく聞くが、仕事とはスタートからゴールまでしっかり手順を踏んでいけば最終的には早くきれいに仕上がる。
以前にも書いたが職人仕事は遠回りが最大の近道・・・・
手押し作業の次は機械右側(細い材が出てきている方)に木材を通し厚みをそろえます。
ここで木をつけるのは手押し作業で平らにした面を定規にしながら厚みを決める盤に材を通す、こうすれば裏表平らになるでしょ?
間違って平らにした方を削ってしまうとまた面が波打つ、またやり直し・・・・・
ちなみにマニアックな話ですが厚みを決める時に機械の刃の回転方向に合わせ
木の表裏を瞬時に確認して場合によっては反対にして機械に入れる 
こうしないと木が逆立ってしまうこともあるからだ。
木表と木裏は大工仕事には何かとついてまわるので基本中の基本
次は各材料寸法に合わせ巾広の木材を挽き割りとまだまだ続きますがこれはまた次回お知らせします。
昨日の日曜日は朝から3件の打ち合わせを行った後、栄養を補充しにあの富沢の伝説のうなぎ屋(うな富士)に向かった。
いやーーやっぱり何度いってもうまい物はうまい!!最高でした。
来月は今年の食べ納めに行けたらうれしいですが行けるかな? 
ではまた次回!!

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