おはようございます
4日は珍しく打ち合わせもなく穏やかな日曜日です
毎週打っている蕎麦ですが、一番難しいのは実は蕎麦汁作りだと言われている
蕎麦は打てても汁を満足にできる おっさんは少ないはず!!
蕎麦打ち自体はそれなりに数を打てばすぐに打てるようになる
蕎麦で一番難しいのは切りであり、これで口当たりが相当変わってくるので
みんな苦労する
そんな難しいそば汁作りに燃えている棟梁!!
何事もうまくいかないと極めるまでやらないと気が落ち着かない性格・・・
前回50点だった汁・・・最近では最低・・・
この反省を生かし、蕎麦打ちの会長さまのアドバイスと新しい作り方を教わり
試したくなり土曜日夜から仕込み、日曜日朝から制作していました
今回試したのが、追いみりん!!という作業
出汁と返し(醤油)を合わせた後に甘味がほしくてほしくて・・・ね?
みりん投入!!
問題はみりんの入れる量だ!!
料理素人の棟梁がやるのだから、これが一番の問題!!
前日会長さんが0.5%入れてみて ばかうま!!と言うので参考にした
朝、前日の夜に仕込んでおいたドンコ椎茸の水出汁の汁を入れる
試飲すると・・・うまい!!美味しいぞ!!
と!!ここまではいつもの展開・・・
写真の瓶に入れて、内緒の処理を約1時間行う
この作業を行うと味が整う?会長さんいわく内緒の下処理(蕎麦屋直伝だとか)
蕎麦汁制作で一番厄介なのが、毎日毎日味が変化するってこと!!
3日目は出汁を感じるが5日目から7日で醤油を強く感じたり
とにかく味が飛ぶんですよね?もどったり?
初日に食べるとまだ味に角があって、味がまろやかでないし
3日~7日目が、いちばん旨く感じるんです
今回はカツオ節、宗田カツオ さばの量も変えた
これで納得しなければ次はかつお節の量に着目しようと思う
奥がばか深い・・・
棟梁のそば汁作りの道は、まだまだ始まったばかり
完成はいつになるのだろうか?
自分のそばに合う汁を作る、永遠の課題だ
今日も夕方、石臼を回し粉を挽き、蕎麦を打つ
今日は打ったそばを、どのお客様へ持っていこうかなぁ?
棟梁から突然蕎麦食べます?の電話があったら
もらってくださいね?
ちなみに14日に蕎麦打ち会があってね・・・会長にうどんの打ち方を!って
冗談で言ったら!!教えようって話になった
今度はうどんにも手を出そうとしている俺
会長?まさか行きつく所は、パスタ麺まで打ちます?
頼もしい会長さんである
また次回!!
麺屋 棟梁・・・開店は近いかも?
今日は福井県在来種30メッシュ粗引きです
ばかうま!!これ・・・