今回で棟梁の日記もめでたく100回目となりました。
だれも読んでくれなかったら、どうしようと始めた ブログも約1年3ヶ月で100回目
よく続いてます。
これからも大工仕事の秘密の部分にも突っ込んでお話しますので
よろしくお願いしますね。
また100回記念で少し予告!! 9月にみなさんに大発表があると思います。
なんでしょうか? まだ秘密です お楽しみに!!
昨日は現場仕事を1日お休みして、作業場にて毎度おなじみの取り付ける材料の加工をしました。
さすがに、全加工は数がありすぎていっぺんには加工できないこともあり 毎朝チビチビやっておりましたが ここで腹を決め90%の材料を加工
それでもまだ少し残っています。
加工した材料のひとつが写真の長押(なげし)和室の鴨居の上に付いているあれです。
長押の多くは合板モノが一般ですが、今回は無垢材を使うので1から加工して仕上げました。
三角なのでみなさん加工を嫌い合板に走るのでしょうか?
この長押、ある材木屋の番頭さんが昔こういった この長押ってハンガー掛けるためにあるんだってね!! えっ!! なわけないだろと思いましたが
どうやらほかの大工にホラふかれた模様で、ずっと信じ込んでいた。
大昔にハンガーあるかって!!
でも皆さんもよく服掛けたりしていませんか? 大工さんのホラ話にはご注意を!!
この長押取り付けるにはかなり難しい 普通の和室工事の中で1番技術がいると私は思っている。
下場は45度横は縦に長くぴったりつくように仕込む 柱をまたぐので、のこぎりの引き具合や鴨居のむくらせ次第では、はまることもある。
サッシを付けるころから、先を見て関連部材を取り付けておく、したごしらいがモノをいう大変厄介なモノ
失敗したら材工で軽く5万は飛んでいく、なのでなかなか見習いの大工には負かされないことが多い 私も昔は長押があこがれでした 今ではドキドキもしませんね
だからより難しいものを考えチャレンジする 職人の道は長くけわしいのです。
その他腰板とリビング天井材を加工し終了 後は下駄箱とリビングの収納天板を残すのみ
今日終わるはずだった、和の廊下天井は余分なことやっていたら終わりませんでした。
明日朝いち終わりそうです 追って親父さんが、天井板貼りを行う模様 後ろからあおられてますね。
廊下の天井材がまたすんごくイイ!! 一度見たらびっくりしますよ。
貼り終わったらまたおしらせします。
明日からはリビング天井に入ります ここでアノ新型中古機械が登場するのだ。
次回はラジアル発進!!をお送りします たぶん・・・・・
100回目を記念して感想お待ちしています よろしく!!
祝100回
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